伊勢神宮に行ってきた

両親を連れて、伊勢神宮に行ってまいりました。大阪からだとそう遠くないのですが、実は行くのははじめて。鳥羽には何度か行っているんですが。
外宮と内宮にお参りし、お神楽もあげてもらって、ゆっくり楽しんできました。なんというか、不思議な空間でした。異世界に通じている感じ。

その後、鳥羽の温泉宿で一泊。翌日はちょっと雨が降ってたので、鳥羽の水族館を見てきました。セイウチのパフォーマンスが可愛かった。ハーモニカ吹いてたし、自分で歯磨いてたし、触らせてもらえたし!
帰りに松阪で途中下車して、松阪牛のすき焼き食べて帰ってきました。

今日は急に「カレー食べたい」と思ったので、カンテでほうれん草カレー。ポンペイキッチンにもひさしぶりに行きたい。

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思い出したこと

カルーセル・ルーブルのヴァージン・メガストア。DVDの棚の目立つところに、「殺し屋1」がどーんと置いてありました。他に日本映画は目立つところにはなかったので、「よりによってこれかよ!」とおかしかったです。三池監督は外国でも人気なんですね。

今回の旅行でおいしかったものは、ブルージュのビストロで食べたワーテルゾーイ(鶏の生クリームシチュー)と、モンパルナスのカフェで食べたシェーブルと蜂蜜のサラダ。ムール貝のシェ・レオンは、ブリュッセルの本店より、パリの方が安くておいしかった。ブリュッセルは観光客向けだからかなあ。
今回パリで泊まったのは、モンパルナスのラスパイユ・モンパルナスというプチホテル。以前、オペラ界隈で泊まったら、ごはん食べるところ少なくて苦労したし、パリに詳しい知人が「泊まるならモンパルナス」と言っていたので。
パリはトータル6回目で、あちこち泊まってますが、よかったと思ったのは、アンヴァリッド周辺と、オデオン周辺と、モンパルナスと左岸ばかり。右岸ならマレがよかった。ま、今回はパリに行ったと言うよりも、タリスに乗るため、パリを経由したというだけなんですけど。
モンパルナスはエールフランスバスが近いという利点もあります。荷物持ってメトロ乗らなくていいのでタクシー嫌いの私には便利。

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ブルージュの狆

ブルージュをぶらぶら散歩しているとき、めちゃくちゃ可愛い狆を二匹つれている女性に遭遇。「狆だよなあ……」と思いながらじーっと見ていたら、フランス語で話しかけてきてくれたので、ちょっとおしゃべり。
やはり、狆で、その女性は狆のブリーダーなのだそう。なるほど、美犬を連れているわけです。「日本の狆は、可愛くて大人しくて、パートナーとして最高の犬」だそうです。今日本では狆はあんまりメジャー犬ではないんですが、その人が連れている子は、もう失神しそうなほど可愛くて、ちょっとくらくら。抱っこさせてもらいましたが、本当に大人しくて可愛い……。おしゃべりに忙しくて写真を撮れなかったのが残念(母は撮っていたので、あとでファイルもらったらアップしたい)
私はトイプーを飼っているんです、と言ったら、「ヨーロッパの人間の私が日本の犬を飼っていて、日本人の貴方はヨーロッパの犬を飼っているのね」と言われました。まあ、そんなもんですな。
しかし、あの子は可愛かった。ちょっと「狆、欲しい……」と思いました。住所教えてもらったので、いつの日か子犬を迎えに行こうかな。

ところで、今日で38歳になりました。帰ってきてから連日仕事だったので、今日はもうなにもしない予定。ケーキも食べなくていい。ただ寝たい。

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ベルギー+パリ

に行ってきました。今回は私はツアコンのようなもんだったので、あんまり好きなところに行けず、知っているところを中心にまわったという感じ。なので旅日記はなし。写真もあんまり撮ってない。
はじめて行った街ではゲントがよかったです。ブリュッセルほど都会でもなく、ブルージュほど観光地化されてない感じ。学生街なのかな。古いものと新しいものが適度にミックスされていて、住みやすそうな気がしました。
しかしオランダ語なので、ことばがわからないのが問題。トラムを変なところで下りてしまって、道を聞くのに苦労しました。

Ichiba
ゲントの肉市場

Seido
こっちはバーフ大聖堂。中では「神秘の子羊」が観られます。

あとはブルージュのメムリンク美術館がよかったです。前行ったとき休みだったので行けてよかった。古い病院を改装してあるそうで雰囲気も素敵でした。反対に期待はずれだったのがブリュッセルの王立美術館。改装中で作品ちょっとしかありませんでした。しかも、たぶんその大半は、今大阪にきているはず…… ベルギー王立美術館展やってるし。タイミング悪い。

パリでもルーブルと改装したオランジュリーを案内して、あとは食料品を買っただけです。なんとか、ルーブル横のヴァージンメガストアに飛び込んで、DVDと本を何冊か買いましたが。オランジュリーはあきらかに改装前の方がよかった……。もっとのんびりしたかったなあ。

旅行は世話役だけに大変でしたが、毎日レキップとときどきガゼッタも買える、自転車ファン的にはおいしい環境でした。テレビでも普通にやっているので、ジロも見られました。だいたい4時くらいに観光を終えてホテル入りして、7時くらいから夕食だったので、ちょうどいい感じにクライマックスが見られた。グランツール開催中のヨーロッパ滞在は楽しいかも。

やや、まだ時差ボケが残っています。

ちなみに旅行中、テツははじめて1週間ペットホテルでした。もともと美容院でいつも行っているところで、スタッフさんのことも大好きなんですが、やはり心配は心配。とはいうものの、向こうではごはんもしっかり食べて、元気にしていたそうです。帰ってからは少し不機嫌ですが、それでも散歩に行くと、機嫌が直る程度の不機嫌さ。意外に大丈夫みたいで安心しました。
これなら、二年に一度くらいは行けるかも。


Wankopari
おまけ。パリの街角の美犬。

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旅日記@最終日

やっと終わりです。疲れたー。

最終日なので、おみやげ買い。まずは、ボン・マルシェまで行って母親へのおみやげを買いました。ここの店員さんが、今回の旅行で会った中でいちばん感じが悪かった。ええ、小汚い格好で高級デパートに行ったわたしが悪いんでしょうけどね。
ここの食料品売り場はすごく充実しているので、テリーヌとかフルール・ド・セルとか、ジャムとかをゲット。あと、チョコレートも、日本だと800円もしやがるヴァイスのチョコが3ユーロしなかったりするのです。ただ、おみやげ用のちょっといいチョコレートは、空港の免税店が、市内で買うよりも安くて、おいしいブランドも揃っているので、そっちで買いたい。けど、そこで買うつもりでいって、商品がなかったりすると、もう取り返しがつかないので、なかなか悩ましいところです。
そして、今回の旅行では、ハリサ(クスクスに添える唐辛子ペースト)を買って帰ろうと思って探したのですが、売ってない……。クスクスは売っているのにハリサはない。がーん。お店で食べたら、かならずついてくるのに、あれはアラブ系食材店まで行かなければないのでしょうか。こんなことなら、ムフタール市場に行ったときにでも探せばよかった。
その後、ポワラーヌに行って、パン・ド・カンパーニュを購入。我が家のフリーザーは大きいので、まるまる一個買って帰って冷凍しようと計画していたのですが、実際に目にしてみるとあまりの大きさにひるんで、結局いつもどおり4分の1サイズを買ってしまいました。
ポワラーヌのあるシェルシェ・ミディ通りをぶらぶら歩いていると、カリーヌ・デュポンというデザイナーのバッグのお店を発見。以前、ここのバッグを買って、とても気に入っていたし、よく考えたら今回の旅行では、後に残るモノをほとんど買っていないことに気づいたので、店に入り、小さなポシェットを買いました。ここの有名なバッグは、ひとつの肩ひもに、大きさの違う三つのバッグがついていて、好きなように取り外ししたり、三ついっぺんに使ったりと、フレキシブルに対応できるモノ。普通は無地で、色の濃淡の違うバッグがついているのですが、わたしが買ったのは、直営店でしか扱っていないという柄物。小が牛の顔のアップ、中が子羊と仔牛が遊んでいる柄、大が牧草の柄になっていて、おもしろいのです。
選ぶのに時間がかかりましたが、ここの店員さんはとても親切で、嫌な顔ひとつせず、いろいろ試させてくれました。このあたりになると、わたしも勢いでむちゃくちゃなフランス語を臆せず使うようになりましたが、慣れた頃に旅が終わるのはいつものことです。
昼食は、レストランで食べたいなあと歩いていると、レオン・ド・ブリュッセルというムール貝専門店を発見。ここは安くておいしいので、一回の旅行で2回入ったこともあります。サン・ジェルマン・デプレにも支店があるとは知らなかったです。もちろん、すぐに入って、ムール貝とフリットを堪能。鍋一杯のムール貝が出てきますが、ほとんど殻なので、楽勝です。季節のせいか、身が痩せていたけどやっぱりおいしかったです。

午後からはセーヌ沿いでも散歩しようかと思っていたけど、あいにくの雨だったので、映画を観ることに。ミリオン・ダラー・ベイビーなどもやっていましたが、こういう確実に日本にくる映画ではなく、日本にはこないようなフランス映画を観よう!と思って、AKOIBONというジャン・ロシュフォールが主演のコメディ映画を鑑賞。Edouard Baerという若手の監督が役者も兼ねていました。
ちょっとシュールで、メタとブラックの入ったコメディ映画で、B級ですが、ことばが完璧でなくても笑えるし、わかったので、そういう意味では選択は間違ってませんでした。まあ、でも日本には絶対に入ってこないと思いますし、日本語字幕で観ていたら、苦笑していたレベルかも。

この日は、またジェラール・ミュロへ。タブーリと、アボカドのサラダ、そしてパンを買ってきて、夕食にしました。ここのタブーリおいしかったです。日本でも、クスクスでタブーリもどきを作りますが、あきらかにクスクスとは食感が違う。デザートは、ミュロのオペラ。これもおいしかった。

翌日は、ホテルから直接空港に行って、日本に帰ってきました。機内では「ブリジット・ジョーンズの日記」を観ていました。「少女マンガだなあ」とは思ったけど、レニー・ゼルウィガーは魅力的でした。しかし、観ながら、「もともと美人は、ちょっと太めでも美人ってことじゃん」とひねくれたことを考えてしまったわたし。

ちなみにテツとの再会ですが、わたしが家に帰ったとき、テツは母が外に連れ出していました。帰ってきて、わたしがドアを開けたとき、テツは思いっきり、わたしの横を素通りして、部屋に入っていきました。あまりのことに、びっくりしてしまったよ。
まあ、気づいていなかったわけではなく、喉が渇いていて水が飲みたかったらしいのですが、だとしてもあんまりだと思います。喜んではいたらしく、水を飲みながらしっぽはぶんまわしていて(それは、はじめて見た)、水を飲んだ後は、顔を舐めにきましたが、全然感動の再会ではありませんでした。

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旅日記@12日目

あと、二日です。
この日は、マレに行くことにしました。朝、朝食を食べようと外に出ると、隣の部屋のおばさんが、黒いプードルを抱いていました。思わず「c'est migyon!」と言うと、にこにこして名前を教えてくれたので、「うちにも黒プーがいるんです」とかいろいろおしゃべり。「あら、あなたの子はおるすばんなの? うちの子はおるすばんが嫌いだから、どこにでも連れていくのよ」とのことでした。日本はそんなに犬にやさしい社会じゃないんです。

この日、歩いていたら、ドニ・ラヴァンのポスターを発見。どうやら、パリ郊外の劇場でお芝居しているみたいです。市内なら観たいけど、郊外までは行けないなと思いながら、記念に写真をぱちり。もしかしたら、ほかにも好きな人いるかもしれないので、貼ってみる。
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マレに出て、まずはBHVで買い物。テツへのおみやげに、ユナイテッド・ペッツのレインコート(安かった!)を地下で買い、chien mechantのステッカーなども買ってみる(フランス版、猛犬注意ってとこですね)その後、台所用品のフロアで、しばしうっとりと鑑賞。日本未発売のル・クルーゼとか、タジン鍋とか、持って帰れないけど、目の保養でした。菓子型も日本にないのがたくさんあってうずうずしましたが、キャリーバッグ小さいし、おみやげ用バッグは持ってきているけど、大物は無理。
それから、フランソワ・ミロン通りをふらふら歩いて、スパイス専門店のイズラエルで、黒胡椒を買いました。ここは、質のいいスパイスが集まるらしく、胡椒も産地別にいろんな種類があってとても楽しいです。バニラビーンズも最高級品だということで、一本8ユーロもしました。これは、いざというときに使うため、一本だけ購入。
その後、マレをぶらぶら歩いて、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケをはさんだピタパン)を立ち食いし、雑貨屋をひやかしながら、ポンピドゥ・センターへ。
ここは、一度きていますが、ブランクーシのアトリエを見損ねたので、それを見に来ました。といってもチケットは込みなので、近代美術館ももう一度観る。前に来たときと、展示物はかなり変わっていたので、行ってよかったです。映像の展示が増えていました。
2時間くらいかけて、美術館を観た後、ブランクーシのアトリエへ。もちろんアトリエなので、そんなに広くはないけど、すごく贅沢な空間。あちこちに、終末の柱とか、鳥とか、レダとかがごろごろ転がっているんですよ。もっとそばで観たい!もったいない!とも思ったけど、このアトリエの雰囲気を残すことも大切なんでしょうね。
ここを観るためにパリにきたと言っても過言ではないので、ガラスに貼り付いて、じっくり鑑賞。
帰りに、ピエール・エルメでタルト・オ・シトロンを買って帰りました。とても酸っぱいのに、感動的なおいしさでした。

この日の夕食は、エリック・カイザーでリュスティックのサンドイッチと、デザートのフルーツサラダを買いました。「ほかに野菜のサラダかスープか欲しいなー」と歩いていたら、スタバを発見。覗いてみたら、サラダがとてもおいしそうだったので、サラダとカフェラテを購入。パリのスタバでは名前を聞かれて、コーヒーができたら、フミエー!と名前で呼んでくれます。びっくりしましたが、もともとスタバってこういうものなのでしょうか。
カイザーのフルーツサラダは、気が遠くなるほどおいしかったです。いちごやフランボワーズやぶどうを、オレンジジュースのシロップで和えているのです。スタバのサラダも、シェーブルやオリーブがたっぷりで、レストランレベル。あと一日なので、「帰りたくないなあ……」と思いました。

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旅日記@11日目

この日、ホテルをオペラ座近辺から、リュクサンブール公園の近くに移動。オペラ座のホテルよりも少し安いけど、小ぎれいなホテルでした。

ホテルをチェックアウトして、メトロでオデオンまで出てそのままチェックイン。今回の旅行では一回もタクシーを使いませんでした。やはり荷物を小さめにまとめておくと身軽です。買い物をセーブしなきゃならないのが寂しいけど。
すぐに部屋に入れたので、ちょっとだけ休憩して、その足でカルチェラタンの方に向かいました。このあたりはパリでもマレに続いて好きなエリア。ムフタール通りをぶらぶら歩いて、食材屋でエルブ・ド・プロバンスとかブルターニュの塩味のキャラメルとかのおみやげをゲット。金物屋を覗いてみたら、直径12cmほどのティファールの鍋があって、大喜びで買いました。こんなに小さいのは日本では売ってませんが、テツのごはんを作るのにちょうどいいサイズなのです。ほかにも銅のカヌレ型とかがすごく安くて、欲しかったのですが、「カヌレを作るか?」と自問自答して諦めました。
鍋をぶらさげながら歩いていると、市場のおじさんに、「フランボワーズ、おいしいよ。買わない?」とか声をかけられてちょっと楽しい。
ごはんをどこかで食べようかと思っていると、コントルスカルプ広場のそばで、きれいなクスクスの店を発見。メニューを見ると安かったし、クスクス食べたかったので、入ってみました。クスクスは、三人分くらいの量が出てきましたが、とてもおいしかったです。鶏肉のクスクスで11ユーロほど。食後、ミントティーを飲みながらゆっくりしました。ここのお兄さんは、とても親切で、ちょこっとおしゃべりしました。いい店だったので、またパリにくることがあったら、ぜひ行きたい。

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公園のコクリコ。きれいでした。
その後、植物園へ。薬草園などを散歩して、動物園に入りました。海外の動物園は大好き。どうも、ここの売りはオランウータンらしいのですが、ケージを掃除していて見られませんでした。オランウータンだけでなく、サル類の檻の前には、人がたくさんいたので、どうもサル系が人気らしい。ぶらぶらと歩いているうちに、ロバを見つけましたが、このロバがものすごく人懐っこい。わたしの顔を見ると檻から鼻を突き出して、わたしが動くとずっとついてくる。話しかけると、そのたびに耳を動かして、一生懸命聞いている感じ。しかも、一度そこを離れて、もう一度道に迷って、そのロバの前に出ると、「ヴォオオオオオ」とものすごい声で鳴いて、こちらを呼び止めようとする(ように感じた) 檻から離れて振り返ると、ずっとずっと見ているし……。一匹だけのせいかなんかすごく寂しそうでした。彼氏か彼女のロバがくるといいのにねえ。
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さみしいロバくん。目が必死。
植物園は広いので、方向がわからず、オステルリッツ駅の方に出てしまい、そこからセーヌ沿いにてくてく歩いて帰りました。さすがに足が痛くなって、「メトロに乗ればよかったのでは?」と気づいたのは、ホテルのそばに帰ってきてからでした。

夕食は、ホテル近くのジェラール・ミュロで、サラダとサンドイッチとエクレアを買いました。おいしくて、この先毎日通ってもいいと思いました。ここには美形の店員さん(たぶん菓子職人)がいて、まじまじ見てしまいました。美形+眼鏡+白衣のコンポは最強だと思います。

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旅日記@10日目

この日は、ふいに思い立って、ベルギーのブルージュまで遠出。もともと行くつもりでもなんでもなかったので、ガイドブックもなにも持たずに、勢いで国境を越えるわたし。以前、ブリュッセルはタリスで行ったので、そこまでは楽勝だし、ブリュッセルからは列車で一本。トータル二時間半の旅でした。

ローデンバックの「死都ブルージュ」という小説が好きなので、ブルージュは前から行きたかったのですが、行ってみると、ピーカンだったせいもあり、全然死都ではなく、陽気で可愛い観光地でした。
まずツーリストインフォメーションで地図をゲットし。ベギン会修道院とか、ミケランジェロの聖母子像があるノートルダム寺院とか、愛のなんとか公園とかをぶらぶら散歩して、レストランで、牛肉のビール煮の昼食。
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愛のなんちゃら公園(名前忘れた)で昼寝する白鳥と、待機する馬車。
その後、遊覧船に乗って、船の中からブルージュを観光しました。建物はどれも古くて立派で、まるで絵のようなフォトジェニックな街でした。
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ただねえ、本当に完全な観光地なんですよ。お店は、カフェとレストランと、レース屋とチョコレート屋ばかりで、生活の香りがまったくしない。たぶん、城壁の外側に人が住んでいるみたいなんですが、内側は、なんとなく、ハウステンボスとかディズニーランドのホンモノという感じ。たしかにイミテーションではないんですが、静謐さとかが感じられず、過剰にサービス精神旺盛という感じで、ちょっと違和感。建物ひとつひとつはとてもすばらしいんですけど、街全体の印象がね。
そんなことを感じながら、いちばんの目的であるグルーニング美術館に行ったら、休館でした。下調べをしていないと、こういうことになる。
その後、ブルグ広場あたりのカフェで、ベルギーワッフルを食べました。以前、ブリュッセルでも紅茶のまずさにびっくりしましたが、それを忘れていて、ここでも紅茶を頼んでしまいました。やはり、まずかった、というか根本的に間違っているんですよ。カップにティーバッグ入れて、ポットにぬるいお湯入れて持ってくるんです。ティーバッグでもいいから、直接熱湯をカップに注ぐか、もしくはポットにティーバッグを入れてください。ロンドンの紅茶はティーバッグでも正しい紅茶だったなあと、遠い目になりました。
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市庁舎。この隣の、聖血礼拝堂がすばらしかったですが、写真失敗しました。

夕方近くになったので、帰ることに。グルーニング美術館はやはり観たいので、今度はベルギー泊でゆっくりきたいかも。ブリュッセルの王立美術館も観たいし。
パリに帰った頃には、九時近かったので、例のホテル近くの日本料理店に行き、レバニラ炒め定食を食べました。
これもとてもおいしく、元気が充電されましたが、パリまできて、レバニラ食っているわたしって……とちょっと思わないでもなかったです。

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旅日記@9日目

この日は、ノルマンディの田舎、ジヴェルニーのモネの家に行きました。

電車とバスを乗り継いでも行けるのですが、バスが2時間に一本らしいので、パリからの観光バスを利用することに。八時頃の出発だったので、いつもより早めの七時過ぎに朝食を食べたら、クロワッサンがいつもよりずっとおいしかったです。あんなにおいしいクロワッサンを食べたのははじめて。たぶん、朝焼いて、すぐ配達しているのだと思います。
ちなみにこの日は、パリ・マラソンの日で、同じホテルにもマラソンの選手が何人か止まってました。(たぶん、フランスの地方から出てきた人たち)「marathon! marathon!」と言いながら、はりきって出て行くのを目撃。そういえば、七,八年前も、一度マラソンの頃にきたなあ。
マラソンのせいで、道路があちこち封鎖されているために、観光バスはぐるりとまわって、パリを出発。凱旋門もルーブルもこのときだけ車窓から観ました。
ジヴェルニーまで、だいたい二時間くらい。乗り物酔い体質のため、バスは大嫌いですが、フランスは平野ばかりなので、あんまり酔わずに快適な旅でした。窓からの景色も、列車とは違って、楽しかった。
ジヴェルニーは静かな村。とはいえ、昔は農村だったここも、パリあたりのお金持ちたちのセカンドハウスがほとんどなのだそうです。そう聞くと、少し萎える気もするけど、たしかにこのあたりにセカンドハウスを持ちたいという気持はわかります。
パリには、飛行機代の安い冬行くことが多いので、冬は閉鎖するモネの家は、いつも観たいと思うだけで終わっていました。今回、はじめて念願が叶った。とはいえ、睡蓮の季節ではないのだけど。
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モネの庭は、ヒヤシンスや水仙やチューリップが満開でした。やはり春はいいなあ。
そしてモネの家も観ました。当時のインテリアそのままだという話で、可愛い内装でした。特に食堂と、広くて庭に面した台所が素敵。家には、モネの浮世絵コレクションも展示されていて、これが、「うわっ、こんなとこに」と思うような名品揃い。尾形光琳の肉筆画もあったし、あんまり浮世絵詳しくない人でも知っているような、写楽の四世岩井半四郎や、歌麿の山姥と金太郎や、北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏なんかもありました。
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モネの家。

観光が終わって、そのままパリにバスで帰ってきました。遠出して帰ってくると、たいてい疲れていますが、観光バスだとぐーすか寝られるし、座っているだけだったせいか、ものすごく元気。日曜なので、閉まっているレストランが多く、持ち帰りもできるオーガニック・カフェでシェーブルチーズのサンドイッチの昼食。ここのサンドイッチがとてもおいしく、「初日もモノプリなんか行かず、ここで買えばよかった!」と後悔しました。
その後、荷物だけホテルに置いて、シテ島におでかけ。日曜日なので、鳥市が立つので、それを見に行きました。日本の小鳥といろいろ違うので、なんとなく好きなのです。うさぎや、ハムやモルモットも売っています。鳥市をゆっくり冷やかした後、サンルイ島まで歩き、ペルティヨンでアイスクリームを食べました。マラソンが終わって、観光している人が多かったのか、いつもより、人が多かった。
夕食を食べられる店を少し探したのですが見つからず、結局、昼と同じカフェで、ハムのサンドイッチとルッコラのサラダ、フレーズ・ド・ボアの入ったヨーグルトなどを買って、ホテルで食べました。
カフェのお兄さんに、「ここで食べるの?」と聞かれて、emporteが出てこず、「la-bas」と外を指さして言って、ちょっと笑われる。

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旅日記@8日目

発見したこと。屋根裏部屋は雨の夜はうるさい。

この日は、フランスの北部、ピカルディの首都、アミアンという街へ行きました。パリから1時間半弱。あまりメジャーな観光地ではありませんが、フランス最大規模のゴシック建築のカテドラルがあるので、観たかったのです。この日は少し遅めにパリを出て、また北駅から列車に。路線としては、二日前に行ったシャンティィのその先。シャンティィは各駅で、アミアンは急行ですが。
大きな街なので、列車はかなり混んでいて、進行方向に背を向ける席にしか座れませんでした。フランスの列車は半分が進行方向を向いていて、半分が逆を向いています。この形式だと、車両の前後ろは気にしなくていいのでしょうが、乗り物酔いをするわたしにとっては、進行方向に背を向けるなんて考えられません。でも、フランスの人はあんまり気にしないみたいで、進行方向を向いている席が空いていても、普通に逆向きに座ってたりします。
身体を斜めにして、1時間半ひたすら耐えて、なんとかアミアンまで到着。最初、大通りを歩いていたときは、きれいで大きな店がたくさんあって、「なんかうちの近所と、そんなに変わらない……」と思いましたが、大聖堂はやはり大きかった。
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アミアンの大聖堂。中も、かなり広く、ある意味偏執狂的なほどの、細かい飾りがたくさんありました。薔薇窓もすばらしく、世界遺産に認定されているのもうなづけます。
その後は、街の北部に移動して運河のある町並みを散歩。このあたりは、古くて小さな家がたくさんあって、小さな市も立っていたりして、可愛いゾーンでした。
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湿地植物園というのもあり、そこもぶらぶら散歩しました。
見どころとしては、ジュール・ヴェルヌが市長をしていた街なので、彼の家とか、博物館や、運河の遊覧船などもあるのですが、どうも、昼休みに突入してしまったらしい。次に開くのは2時間後なので、それまでぼーっと待っているのもなんだし、パリに帰ることにしました。
昼食にサンドイッチとLUのイチジク入りのクッキー、そしてレモン味のボルヴィックを買って、列車に乗り込みました。レモン味のボルヴィックは、あまり甘くなくておいしく、フランス滞在中はよく飲んでいました。

パリに帰った後、昨日見損ねたパレ・ド・トーキョーを見に行きました。ここは現代美術の美術館になっているのですが、なかなかしょぼくてぞんざいな感じで、そこが味になっているところもあり、単なる近所の子供の遊び場になっているところもあり、という感じで、ちょっと微妙。現代美術はポンピドゥ・センターのが充実しているだけに、どうも存在価値を探している最中という感じでした。でも、おもしろい展示物もあったので、また近くまできたときには、覗いてみたいです。ここからは、エッフェル塔も見えました。

夕食はマドレーヌそばの、ポトフのレストラン。ここはおいしくて安いので三回くらいきています。一度目はものすごく大量のポトフが出て、とても食べきれず、二度目に行ったら多いけどなんとか食べきれる量になっていたので、「日本人は食が細いということに気づいたのかな」と思ったのですが、今回はのけぞるほど、大量出てきました。どうやら、盛りの多さは、その日のポトフの鍋の残量によって決まっているような気がしてきました。
お腹一杯食べて(もちろん、食べきれませんでした)エスプレッソを飲んで、ホテルに帰還。お茶するときは、カフェ・クレームがいいけど、食後はエスプレッソがおいしいような気がします。

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旅日記@7日目

ちょうど、折り返し地点。
この日は大雨だったので、遠出するのはやめにして、パリで美術館と買い物。早起きが習慣になっていたので(というより、日本時間をまだ引きずっていたので、必然的に早寝早起きに)9時半頃、とっととホテルを出て、パレ・ド・トーキョーに行ったら、なんと開くのは正午でした。それだけじゃなくて、閉まるのが夜十二時。すごいなあ、日本じゃ夜十二時までやっている美術館なんて考えられないよー。
ここはまた改めてくることにして、予定を練り直す。ポンピドゥーに行くことも考えたのだけど、いちばん見たいブランクーシのアトリエは十四時からだし、この大雨の中マレをうろつくのもつらい。なので、モンパルナスに出て、郵便博物館というのを見に行くことにしました。行ってみたら、以前止まったホテルのすぐ近く。それほど期待してませんでしたが、楽しかった。フランスで発行された切手が全部展示されていて、そのデザインを見ているだけで飽きなかったり(セルジュ・ゲーンズブールの切手もあった)、世界各地のポストと郵便局員の制服なんかも展示してあって、楽しい。スエーデンの郵便配達の制服が可愛かったですよ。それだけでなく、フランスのBDの主人公、ベカシーヌの特別展とか、若いアーティストの絵なども展示してあって、午前中いっぱい充分楽しめました。

その後、モンパルナスでクレープを食べ、サン・ラザール駅近くのフナックで買い物。観たかったベルヴィル・ランデブーのDVDが安かったので買って、あとはCDとか、本とかいろいろ。しかし、amazon.frで買えるから、前みたいにバカ買いはしなくなりました。手にとって買えるのはやはり格別ですが。
日本のマンガコーナーの前を通ったら、たくさんのフランス人がNARUTOとか、ワンピースとかを立ち読みしていました。手塚治虫のマンガなんかもあって、ちょっと欲しかったのですが、やはり荷物が増えるのが嫌で、自粛。
フナックと同じビルに、バスク地方のチョコレート屋が入っていたので覗いてみました。しかし、ほとんどのにナッツが入っているので、ナッツ類があまり得意でない私は少し困る。とりあえず、唐辛子入りのを買ってみました。おいしいかな。(まだ食べていません)
だいたい午後三時くらいになって、疲れたし、この先も長いので今日はホテルでゆっくり休もうと帰ったら、まだお掃除が終わってない……。これではゆっくり休むわけにはいかず、外に、近くのサロン・ド・テで紅茶とタルト・フランボワーズを頼みました。しかし、このタルト・フランボワーズが巨大でした。おいしかったんだけど、それを食べてしまったことで、夕食がすごく遠ざかったような気が……。
今日は昼食がクレープだけなので、六時くらいに早めにレストランに入ってしっかり食べようと思ったのですが、結局お腹が空いてきたのは八時近くになってから、もちろんパリのレストランはその時間でもまったく遅くはないのですが(むしろ、まだ早いくらい)、正直、ひとりで夜の繁華街をうろついて、ひとりでごはんを食べるのは、無防備でものすごく嫌。もちろん日本だと平気ですが、旅先ではねえ。
仕方なく、ホテルの近くにある日本料理屋に。日本料理と言っても、うどんとかラーメンとか、あと丼モノとかを食べさせる店で、覗いてみたら地元の人で賑わっていたので、まあ、まずくはないだろうと思って入ってみました。
まだ日本料理は恋しくないんだけど……と思いつつメニューを見たら、豚野菜炒め定食というのがあった! 丼ものもラーメンも食べたくないけど、穀物、野菜食いなので、野菜炒めとごはんは食べたい。
注文したら、それはちゃんとキクラゲやらもやしやらが入った、立派な中華料理の豚野菜炒めでした。おいしかったです。食べながら、「絶対、この店にもう一回か二回はくる」と思いました。

なぜかこの旅行中は3chばかり観ていました。この日はフランスの港町の特集をやっていて、サン・マロとかマルセイユとかの景色をぼーっと眺めていました。サン・マロ行ってみたい。

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旅日記@6日目

鬱を引きずったまま、朝食。でも、このホテルの朝食がおいしくて、急に元気に。だいたい、フランスのプチホテルの朝食は、パンとカフェ・オレかショコラ、まあ、それにオレンジジュースがつくくらいですが、なによりパンがおいしい。バゲットではなく、全粒粉のパンがふたつと、さくさくのクロワッサン。きてよかったー。

今回は、パリを拠点に日帰りで行ける場所をまわる予定なので、この日は、シャンティィへ。昨日ユーロスターできた北駅から、列車に乗ってだいたい四十分ほど。シャンティィ・グルィユー駅から三十分くらい森の中を歩くと、シャンティィのお城の前に出ます。
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ルネッサンス様式のとても可愛いお城。ルーブルやヴェルサイユとくらべると、こぢんまりしていて(それでも充分大きいけど)なんだかいい感じです。中は美術館になっていて、ラファエロの絵などもあり、小さいわりには充実しています。庭園もとても立派でした。
人もヴェルサイユよりもずっと少ないので、のんびり見られて快適でした。
その後、そばにある乗馬博物館へ。入ると、お姉さんに「ポニーのショーがあるわよ」と言われたので、いそいそとドームへ移動。この乗馬博物館は、昔の馬小屋(といってもお城のように豪華)を使っていて、今も馬を何匹も飼っています。そばで見られるのでそれも楽しい。
ドームで、遠足らしき子供たちに混じって、ショーを見学。ポニーのが終わったと思ったら、今度は馬の調教ショーがはじまりました。
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おすわりする馬。
いや、これだけじゃなくて、もっと派手なアクションもしていましたが、フラッシュで馬を脅かすのが怖くて、あんまり写真は撮れませんでした。
ショーが終わった後、博物館をゆっくり見てまわって、外に。ちょうどお腹も空いたころだし、なんか「もうサンドイッチだけは死んでもイヤ」という気持になってしまっていたので、あたたかいものを食べに、遠回りにはなるけど、大通りの方へ出ました。
大通りに面した小さなビストロに入って、海の幸のサラダと、ジゴ・ダニョー(子羊のもも肉のロースト)を注文。海の幸のサラダは、少し酢がきつかったですが、スモークサーモンとムール貝、キャビアまで入っていて(偽物かもしれないけどわしの貧乏舌ではわからん)量がたっぷり、そして、ジゴ・ダニョーはやわらかいローストの子羊と、たくさんのインゲン豆、熱々のグラタン・ドフィノワがついていて、本当においしかったです。マダムもとても親切で、昨夜の鬱はすでに遙か彼方へ……。ここでの食事が、今回の旅行でいちばんの美味でした。

満足した後、ふらふら四十分くらい散歩しながら駅へ。
ホームで電車を待っていると、おじいさんが「いつもはこっちだけど、次の電車はあちらのホームから出るよ」と教えてくれました。危うく乗り損ねるところでした。パリから四十分くらいだけど、電車は一時間に一本くらいしかないので、乗り損ねるとヤバイのです。

この日の夕食は、フォションでバスク風野菜の煮込みとパンと、桃のタルトを買ってお持ち帰り。これももちろんおいしかったです。
ついでに、フォションでグロゼイユのジャムなどを購入。
オペラ座あたりはそれほど好きな場所ではないけど、どこにでるのも便利だし、食事の調達にも困らないです。

パリにくると、いつも金子光晴の「ねむれ巴里」を読みたくなるのですが、こういうものを読むから鬱になるのか。

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旅日記@3日目

セントジェームスパークのリス。こんなそばまでやってくる。2005_019

この日、ロンドンは雨。傘は持っていかなかったので、ずぶずぶ濡れながら、テート・モダンを見に行きました。ここがロンドンでいちばん見たかった美術館ですが、古い発電所を改装したという建物が、陰気で迫力があって、なんかイヤな感じでした。しかし、嫌いな「イヤな感じ」ではない。
現代美術の冷たい皮膚感覚は好き。戦争をテーマにしたダンボールとぬいぐるみのキノコを組み合わせたオブジェがとてもおもしろかった。リヒテンシュタインとかデュシャンとか、有名どころもとても充実していました。
しかし、雨に濡れたせいか、少し具合が悪くなったので、カフェでしばらく休憩。その後、ホテルに帰ろうか、それとも観光を続けようか迷いましたが、ロンドンは丸三日しかいないので、時間を無駄にするのもなーと思い、休憩した後、大英博物館へ移動。
地下鉄に乗っているうちに回復し、お腹も空いたので、大英博物館の前、しかも「日本語メニューあります」と書かれた、いかにもおいしくはなさそうなレストランに入って、フィッシュアンドチップスを頼んでみました。これはとてもおいしかった! 最初、「この量は食べきれない」と思ったのですが、熱々でさくさくで気がつけばきれいに平らげていました。モルトビネガーをかけたチップスも本当においしい。酢はあんまり好きじゃなかったはずなのに、どぼどぼかけて食べました。
大英博物館は、たぶんほとんどの人が思うであろう「返してやれよー」という感想を抱きながら、いろいろ見てまわりました。あんまりロゼッタ・ストーンとかも興味なかったのですが、やはり有名なだけあって、ほかにもおもしろいものがたくさんあって、見飽きないものです。
しかし、3時間ぐらい経つと、だんだん頭がぼーっとしてきて、なにを見ているのかよくわからなくなってきたので、撤収。昨日のスコーンがどうしても納得できなかったので、フォートナムメイソンのお店で、本格的なスコーンを食べることに。しかし、店に行ってみると、軽くスコーンとお茶だけのつもりだったのに、アフタヌーンティしかなく、19ポンドもするアフタヌーンティセットを仕方なく頼みました。これが今回の旅行を通して、最高額の食事でした。
高いだけあって、サンドイッチとケーキはとてもおいしかったけど、スコーンはやはり、パンみたいでした。ここのは不味くはなかったんだけど、ロンドンのスコーンって、みんな、こうなんでしょうか。私の知っているスコーンはいったい???
この日はアフタヌーンティのせいで、夕食が食べられず、昨日の残りのチェリートマトを食べたのみ。

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旅日記@2日目

一晩寝たら元気になったので、活動開始。まず、地下鉄でベイカー・ストリートまで行ってみる。とはいうものの、地下鉄の表示がundergroundであることに気づかず、subwayを探してうろうろ、undergroundはただ、地下街かどっかに下りるだけだと思っていました。
もちろん、ホームズ博物館を見るつもりだったのですが、さきにマダム・タッソー蝋人形館を見つけたので、入ってみる。もっとさびれた感じだと思っていたら、大人気で外まで人が並んでいました。しかし、日本人はいない。聞こえてくるのは英語とフランス語とスペイン語のみ。
入ってすぐは、ハリウッド俳優や有名人などの人形がたくさんあって、みんな一緒に写真を撮っていました。なんか撮りたいなあとは思ったものの、すごい人の中に割り込んでいく体力はなく、人気のないサダム・フセインなどをとりあえず撮影する気の弱いわたし。
2005_007
その後、乗り物に乗ってロンドンの歴史を見るアトラクションや、お約束の拷問風景のアトラクションなどを見た後、外に出て、今度はホームズ博物館へ。ホームズ博物館の職員さんは、とてもノリのいい人でした。
2005_012
こんなことまでやってくれたけど、そのはさみ、展示品なんですがいいんですか?

ちょうど昼頃になったので、見かけたインド料理店でベジタリアンメニューの昼食。イギリスは食事がまずいと聞いていたので、あんまり期待はしていませんでしたが、まあそこそこ。おいしいものと?という味のものと両方ありましたが、量が多くておいしいものでお腹いっぱいになったので問題なし。
それから、ピカデリー・サーカスとか、トラファルガー広場とか、バッキンガム宮殿とか、ウェストミンスター大聖堂とか、観光名所を一通り散歩。
夕方近くになったので、ホテルに帰って、ティールームで本場のスコーンと紅茶を注文してみましたが、このスコーンがパンみたいで不味かった。わたしが海原雄山なら、厨房に入って「本物のスコーンというものを教えてやる!」と、一暴れするところでした。
とはいえ、紅茶はおいしかったです。最近イギリスではあまりおいしい紅茶が飲めないという噂は聞いていて、たしかにティーバッグだな、と思うことも多かったのですが、おおむねロンドンの紅茶はどこも熱々で、濃くて、ボディのしっかりした味で、わたしの好きな紅茶の味でした。たとえ、ティーバッグであろうとも基本はしっかり押さえている正しい紅茶です。

夕食はテスコメトロというスーパーで買った、チキンとトマトのサンドイッチと、チェリートマト、そしてリンゴ。サンドイッチも全粒粉のうまみのあるパンでおいしかったし、トマトとリンゴもおいしかったです。このスーパーにはロンドン滞在中お世話になりっぱなしでした。

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旅日記@1日目

3年ぶりの海外旅行、しかもひとり旅なので、なるべく荷物を軽めにして関空へ。旅行中はなるべく「小汚く」がモットーなので、小汚い格好でJALのカウンターで順番待ちをしていたら、JALの職員に英語で話しかけられました。小汚すぎて、日本人には見えなかったらしい。
時差ぼけ対策として、行きの飛行機ではなるべく寝ないようにして、映画を鑑賞。ネバー・ランド、Mrインクレデイブル、レイクサイドマーダーケースと観て、その後ナショナルトレジャーを観ていたら、急にテレビの画面がおかしくなり、映画のみが映らない状態に。ちょうど通りがかった男性CAに言っても、「あ、ダメですねー」という感じでそっけない反応。しかし、そのCAは、斜め前にいた、露出度の高い美女にほとんどつききりでいろいろ世話を焼いていました。いや、気持はわからなくはないが、仕事に私情を持ち込んじゃいけませんよ。
埒があかんので、別の女性CAに言うと、親身になっていろいろ様子を見てくれましたが、どうも直らないようす。映画以外は見られるので、ぼーっと栗原はるみのロンドン滞在番組なんぞを観ていました。
しかし、到着1時間ほど前になって、急にその女性CAさんがやってきて、「テレビ、やっと直りました!」とすごくうれしそうに言ってくれました。しかし、今から観ても、映画の最後までは観られないのではないか……とは思ったものの、そのCAさんの様子を見ると、どうも今までいろいろやってくれていたようなので、なんだか申し訳ない気持で、とりあえず、ナショナルトレジャーを観ました。結局、1時間くらいしか観られなくて、ものすごーくもやもやした状態。しかも、映画館で金払って観るほどの映画じゃなかったし。
もやもやしたまま、ロンドンのヒースロー空港に到着。ヒースローエキスプレスの中で、斜め前の美女が迎えにきた恋人と、濃厚にキスしていました。先ほどの男性CAに見せてやりたかったです。ふん。
途中で水を買ったコンビニの店員も、ホテルマンもそれはそれは親切で、はじめてロンドンにきたわたしは、「ロンドン、いいところじゃん」と、急にごきげんに。わりと、海外に出ると一日目は、「こんなところ嫌い、くるんじゃなかった」と鬱入ることが多いので、こういう状態はとても珍しい。
ともかく、十三時間のフライトで半分死体のような状態だったので、この日はそのまま爆睡。
ホテルは、スコットランド・ヤードの目の前でした。

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