サクリファイスとSS2

そろそろ書店にサクリファイスとStorySeller2の文庫が並びはじめるころだと思います。SS2はサクリファイスの石尾と赤城の外伝その2が掲載されています。このふたりの外伝はたぶん次のSS3にもうひとつ書いて終わり。
よろしかったら手に取ってみてください。大矢博子さんの愛のこもった解説が素敵です。

北森鴻さんの訃報には本当にショックを受けました。まだ48歳で、亡くなられるようなお年じゃないのに……。気さくでやんちゃな人で、よく電話で長話をしたなあ。ご冥福をお祈りします。

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エデン休載について

もう終わりに近いんですが、エデンを一週間休載することにしました。楽しみにしてくださっている方、本当にごめんなさい。私自身が体調を崩しているわけではなく、身内が入院にしていることと、なによりも私自身と新潮さんの二重のスケジュール管理ミスが原因です。本当にすみません。来週からは最後まで行けると思います。少しだけ待ってくださるとうれしく思います

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いろいろお知らせ

23日から新潮ケータイ文庫で、サクリファイスの続編「エデン」がスタートします。詳細はこちら。あと、小説現代で「砂漠の悪魔」が連載開始。これはややハードボイルド調というか、今までのわたしの作品とは少し違う感じに挑戦中。

もう通常営業中ですが、まだ咳が残っています。やはり無理すると絶対長引きます。風邪ひいた、と思った時にすぐ寝て、「もう治った」と思ってから一日余分に寝るのがいちばん治りが早いと思いますが、大人になるとそうも言ってられませんねえ。今日も映画見に行こうかなあと思っていたんですが、パスしてしまいました。

今日作ったガルバンゾのマヨネーズ焼き(ガルバンゾをトマト缶とアンチョビで煮て、オリーブのせてマヨネーズを少しかけてオーブンで焼く)は簡単でおいしかったです。たぶん、これはまた作る。

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新刊のお知らせ

文春文庫から「賢者はベンチで思索する」が文庫化されました。松尾たいこさんの装丁がめちゃくちゃ可愛いです。「ふたつめの月」の表紙も大好きですが、こちらも素敵。お尻ショットがたまりません。

あと、こっちは予告ですが、東京創元社から「タルト・タタンの夢」の続編、「ヴァン・ショーをあなたに」が出ます。27日くらいでしょうか。また近くなったら予告します。

昨日は友達と「アフター・スクール」観てきました。この監督の「運命じゃない人」がとてもおもしろかったので。うん、今回もおもしろかったです。脚本がうまいなあ。なにを喋ってもネタバレになりそうですが、観客の先入観と、かすかな違和感をうまく利用しています。映画は基本、ひとりで観に行く人間なので、人と一緒に観たのはひさしぶりでした。

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ダヴィンチ

今月号のダヴィンチにインタビューが載ってます。栗村修さんにもサクリファイスについて、コメントいただいてミーハー心が満足です。

今朝、夢の中で「インドの食生活」について書かれたおもしろい本を読んでいて、電話の音で起こされて、「ちっ、いいところだったのに」と思いながら起きるということがありました。私はよく夢の中で読書するのですが、夢で読んだ本で得た知識をどこかで披露して赤っ恥をかかないか、とても心配です。

テツは相変わらずちょっとへこんでいます。ホテルに預けられなくても、私がいないということ自体がストレスらしいです。犬って不思議だ。

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ほおずき地獄

さて、復刊が決まった「ほおずき地獄」なのですが、私の手元に予備が四冊あります(「巴之丞鹿の子」の方は予備がないので……すみません) もし復刊をお願いするときに必要だったら、と思って大事にしていたのですが、もう決まって必要ないので、今すぐ読んでみたい、と言う人がいたらプレゼントします。

・締め切りは来週月曜日、夜十二時までです。 aboutにあるメールアドレスに「ほおずき地獄」というタイトルで送ってください。応募者が四人以上いらっしゃった場合は抽選で。ハンドルでけっこうです。

・当選した人には、こちらからメールしますのでそのときにお名前、送付先を返信してください。(ブログでは発表しません)

・オク出し等はやめてください。古本屋に売るなら、復刊した後で。本にはサインと、お名前(為書き)を必ずします。サインなし、為書きなし、という注文には応じられません。

ちょっとこういう企画はやったことないので、不手際があったら申し訳ありませんが、なるべくないように努力します。いただいた住所、名前等は送付が終わったら破棄します。

ということで、欲しい人がいらっしゃいましたらどうぞ。茶屋町勝呂さんの表紙もとてもステキです。

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復刊のお知らせ

サクリファイス効果で、いくつか復刊が決まりました。普段は、なにがあるかわからないので、発売日が決まってから告知することにしているのですが、古書価格が高騰していると聞いたので、ちょっと早めにお知らせします。

まず「演じられた白い夜」、少し手を入れて、夏頃、実業之日本社より新装版にて復刊します。文庫ではありませんが、コンパクトなサイズになる予定です。

で、猿若町捕物帳の「巴之丞鹿の子」と「ほおずき地獄」も秋以降に、版元を光文社さんに変更して文庫で出し直してもらう予定です。この二作は気に入っているので、サルベージできてよかったです。

今日の夕食は筑前煮と、大根葉のおひたし、納豆でした。先週は外食が多かったのでしばらく地味食の予定。

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サクリファイス外伝

4月10日発売の、別冊小説新潮「Story Seller」に掲載されます。石尾と赤城の七年前の話です。たぶん、単行本にまとまるのは先の話だと思うので、よかったら手に取ってみて下さい。執筆陣も豪華です。

先日、柴田よしきさんより、テツのおもちゃとおやつ詰め合わせをいただきました。おやつに関して、テツは気まぐれであんまり食べないものもあるのですが、いただいた穴子ジャーキーはかなり気に入った様子。おもちゃも、たくさんいただいたのですが、とりあえず一個だけ。エビのお寿司のかたちをしたピーピーぬいぐるみ。新しいおもちゃが大好きなので、一度にあげてしまうともったいないのです。このあたり子どもと一緒だ。
また、なにかのご褒美にちょっとずつあげる予定です。

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文庫化のご案内

ひとつは「にわか大根」。唯一の時代物シリーズ猿若町捕物帳の三作目です。一作目、二作目が今手に入らないんですが、そのうち頑張ってなんとかしたいと思いますので、手に取っていただけると幸いです。話は全部完結しているので、こちらから読み始めても大丈夫。四冊目は今年中に出る予定です。

もうひとつは、「遙かなる夢ものがたり」。六年前に出た「遙かなる時空の中で」の外伝小説です。前回とイラストが変わっています。ノベライズではなく、話はオリジナルなので、ゲーム、漫画、アニメ等どれかひとつでも知っている方なら楽しんでいただけると思います。

今日の夕食はぶり大根ならぬ「はまち大根」、天然はまちのアラが安く売ってたので買ってきて作りました。普通に切り身で作るよりアラの方が好き。あとは人参とツナの和え物、冷や奴等。

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桜姫

文庫化されました。amazonへのリンクはこちら

もしよろしかったら手に取ってみて下さい。好きな話のひとつです。歌舞伎ミステリ、そう言えばしばらく書いてないなあ。

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