変態村

前から観たかったのに、チャンスがなかった映画。DVDで観ました。この邦題はどうなのよ。
原題は"Carvaire"ゴルゴダの丘を意味するラテン語で、「受難」等の意味があるそうです。ギャスパー・ノエを引き合いに語られているのをよく見ますが、グロテスクな中に、異様なロマンティシズムが混じるのは同じ。
ただ、ノエほどのインパクトもなかった。そういう意味では、少し退屈な映画でした。
でも、もし、この映画をホラー映画的な手法で撮影したら、ものすごーく怖いと思うのですよ。
山の中で車がエンストし、泊まったオーベルジュの主人が、なぜか自分(主人公は男)のことを、逃げた妻だと思い込んで、レイプ、監禁され、やっと逃げ出したのに……という展開。すんごい怖い。
でも、この映画はホラー的な手法を無視しているため、主人公の受難を遠くで眺めているようで、怖さよりも不思議さとか、不快感の方が強く感じられます。そのバランスがおもしろいなあ、と思いました。
あと、いくつか面白い場面はありました。それと俳優の演技(宿屋の主人が特に)がよかった。


今日はIKEAで買ってきたスウェーデン料理の本で、ミートボール、コケモモのジャム添えを作りました。日本にはない味だけどこれはこれでおいしかったです。それとベビーリーフとマッシュルームのサラダ。

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ダージリン急行

先週観た映画。ウェス・アンダーソン監督の映画は、シリアスさと脱力具合のバランスがすごく好きです。たぶん、私がシリアスな出来事に接したときもこういう温度のような気がする。
ただ、ライフ・アクアティックなどの場合は少し観客の共感を拒むような部分もあったけど、この映画に関しては素直に中に入れました。旅行が好きなせいもあるかな。
三兄弟と一緒に旅しているような感覚になれました。でも、この監督、食べることにはあんまり関心なさそうだと思った。食べるシーンでもなに食べているのかまったく映らないんだもん。

デジカメ、やっぱり調子が悪いので修理行きです。せっかく桜がきれいなのに。今日なんか虹も見たのに。

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ノーカントリー

ミラノ・サンレモはおもしろかったです。カンチェすごい。上位3位がイケメン揃いでポディウムが華やかでした。

そして、ノーカントリー観てきました。いやあ、おもしろかったです。話自体はシンプルなんですが、つねにぎりぎりの緊迫感が続く感じで、2時間あっという間でした。もともとバルデムが好きなせいか、シガーが怖カッコイイと思ってしまった。万引きするところとかさ……。
既存の物語文法を無視したような展開がむしろどこか爽快でした。

夕食は昨日のじゃがいもと鶏肉のコチュジャン煮、島らっきょうのチャンプルー、小松菜のおひたし。島らっきょうチャンプルーは今回初めて作ったけどおいしかったです。普通に塩漬けにするより好きかも。まだ島らっきょうが残っているので明日も作るかも。

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アカデミー賞

残念ながら、「ペルセポリス」と「潜水服は蝶の夢を見る」は受賞できませんでした。でも、ハビエル・バルデムとティルダ・スウィントンが助演男優・女優を取ったのはうれしかった。エドワードⅡのティルダ様の美しさは尋常ではない。ハビエル・バルデムは最初はセクシー俳優だったのに、最近は演技派っぽくなって外見が劣化したと思ったいたけど、タキシード着てたのを見たらまだまだやっぱり素敵でした。
日本のああいうイベントと違って、もったいつけずにサクサク発表していくのがいいなあと思いました。
私はエディット・ピアフに思い入れがありすぎて映画見てないんですが、今日ちらっと見たら、かなりよさげでした。そろそろWOWOWでやるかな。

今日は、昨日の高野豆腐の煮ものと、小松菜と揚げの味噌汁、キャベツと豚肉のナムプラー炒めでした。

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パスカル・トマの

アガサ・クリスティものを続けてみてました。映画館で、「ゼロ時間の謎」を観て、おもしろかったので「奥様は名探偵」(原作は「親指のうずき」)をDVDで。きれいな景色と、お金かかってそうなインテリアと衣装、原作を改悪しない脚本、と、だれが観てもそこそこ楽しめる感じの映画。携帯なども出ていたので、現代の話にしてあるんだけど、撮影の仕方などもどことなくレトロっぽく、そこがよかったです。まあ、ある意味「お金かけた上品な火サス」っぽい感じもするけど、派手なアクションもなく、泣ける展開でもなく、反対に芸術的すぎるわけでもなく、シリアスなテーマを扱っているわけでもない映画というのは、最近ではむしろ新鮮。

昨日は、20年来の友達と一緒に、博多水炊きを食べてきました。値段、そんなに高くないのに、肉の量が多かった。肝を鍋で食べたのははじめてでしたが、おいしかったです。

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ペルセポリス

映画を観てきました。土日に映画館に行くのは嫌いだけど、昨日公開で早く観たかったので……。

原作は、イラン出身のマルジャン・サトラピという女性の描いた自伝的グラフィックノベル(というが、要するにマンガ) この原作は、ananだったかのインタビューでもお薦め本として紹介したくらい大好きです。
映画になると聞いたときは、実写?と思ったんですが、原作者が監督のアニメ映画です。さすがに、原作との印象のブレはほとんどない。
いくつかのエピソードが省いてあるだけで、とてもうまく映画化してあります。映画になることで、印象が強烈になったエピソードもあるし、観てよかった。

激動のイランに翻弄される主人公と家族の姿を、シニカルにユーモアをまじえて、描いています。この作者は私と同い年で、それだけに彼女が辿ってきた運命が心に響く気がします。
原作も映画も本当にいい作品なので、お薦めです。

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探偵ナイトスクープ

水をかけられたときにあげる声が、九州の一部にはあるという話もおもしろかったですが、50頭のパグが可愛かったです。まみれてえ~。もちろん、50頭の黒プーでもいい。
でも、犬飼いからすると、自分の犬の顔がわかるのは、家族の顔がわかるのと同じくらい当たり前のことだと思います。犬からのアイコンタクトもあるし。だから、犬の顔を見分けられるという検証には、初対面のパグを数分観察して、その後、50頭の中からその子を探すというやり方の方がいいんじゃないかなあ。もしくは、飼い主を含まない50名に、どのパグがいちばんハンサムかを投票してもらうとか。

言うまでもなく私も、テツほどの美黒プーは滅多にいないと思っています。(たまにはいる。以前動物病院で出会った黒プーは、ひれ伏したくなるほど美形だった)ブリーダーさんのところで、「いちばん顔が可愛くない」と言われていたらしいことなど、知らん。

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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

ローソンでメイキングDVDつきの前売りまで買って、楽しみにしていた作品ですが、実は、「しょーもなくてがっかり」ではないかとも予測していました(複雑な心境)。 だって、スベるときは、盛大にスベりそうな感じだし……。まあ、バカ映画も三池監督も大好きなんで、どんなにくだらなくても楽しむ気持ちで映画館に行ってきたら、あらら、ちゃんとおもしろいではありませんか。もちろん、バカ映画でもあるんですけど、本当のバカ映画を楽しむとき(シベ超とか)のように、ツッコミを入れて楽しむのではなく、ちゃんとエンターテイメントとして、二時間弱、たっぷり楽しめました。
前編英語なのも、日本語だと臭くなりすぎる台詞とか、極端すぎるギャグをゆるめる効果があったのかも。(でも役者による吹き替え版も観たい!) なんだろう。役者や制作者がみんな、すごく楽しそうで、それがこっちまで伝わってくる感じがした。この楽しさは、「真夜中の弥次喜多」とか、パイレーツ・オブ・カリビアンの最初のにも似ている感じがします。
役者で、いちばんよかったのは、安藤くんと松重さんかなあ。桃井ねーさんもかっこよかったです。
なにより、絵がきれいだったと思いました。泥だらけだし、男ばっかりなんだけど。
時間があったら、もう一回観に行きたい。

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ハリウッド版ファニー・ゲーム

の予告編をネットで見ました。うひゃー、本当にやるんだ。監督も同じだから当然かもしれないけど、絵も元の映画とほとんど一緒っぽい。
もし、日本で上映されたら観に行くかなあ。大画面で、あのものすごーく不愉快な感覚を味わうのもいいかもしれないけど、終わったあとぐったりしそうだ。体調がよければ、という感じだろうか。
どっちかというと、新作が観たいんだけど。

夕食は、麦とろ、しめ鯖、コールスローと茹でアスパラ。
気づいてみれば、全部冷たいものばかりだ。

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ショートバス

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェルの新作。
これはいい。今年のベストかもしれない。ヘドウィグは少し、引く部分もあったんだけど、この映画は大好き。
セックスについての映画で、役者たちが本当にセックスをして……というふれこみから想像する印象とはまるで違う。いや、もちろんいろんなプレイとかセックスの場面はたくさんあるんだけど、淫靡でも下品でもない。もの悲しかったり、滑稽だったり、切なかったり、ほわほわと幸せな気分になったり、とかそんな感じ。愛があるんだよな。愛が。パートナーではない相手とのセックスも描かれているけど、それは愛のないセックスではなくて、そこにも別の形の愛は生じている。
よく考えれば、キャラクターはかなりデフォルメ入っていると思うんだけど(オーガズムを経験したことのないセックス・カウンセラーとか、本当は平凡な幸せを望む女王様とか、売春のトラウマから逃れられないゲイの美青年と彼のストーカーとか)すごく自然にその世界を受け入れてしまう。役者が自然にそのキャラクターとして生きている感じ。

ということで、よい映画を観ました。

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キサラギ

評判いいので観てきました。普通におもしろかったです。真相に関しては、かなり早い時点で見当がつくものの、それ以外にもひねりはありますし、なにより役者さんたちの演技と、台詞のおもしろさで楽しませてくれます。特に香川照之さんがよかった。これも、全部わかった状態で観ても、そこそこ楽しめるんじゃないかなー。ケーブルでやるときに、もう一度観たい。

今日の夕食はアンチョビとオイルサーディンのスパゲティ、トマトとツルムラサキのサラダ。以上。

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プレステージ

観てきました。これ鳥肌立つくらいおもしろかったです。私の現時点の今年ベストかもしれません。

あの壮大な原作をどうやって映画化したのかという興味が先だったんですが、うまく省略しつつ、映画オリジナルの設定(これが強烈)をちゃんと盛り込んでありました。この脚本の上手さに舌を巻きました。
ただ、これ、ちゃんと「SF要素有り」だとわかって観ないと、途中の展開にぽかーん、となるんじゃないかと。あの予告編だとそっち方向にいくとは思えない。
あと、原作を読んでいる人間でもちょこっとわかりにくいところがあったので、そこが欠点かも。
私は観た直後は、あの水槽がなんであそこにあったか、(しかもなぜ南京錠が本物だったのか)というのがわからなくて、しかし帰って昼寝して起きた瞬間にそれに気づいて、「うわああああ」と思いました。

そういえば原作読んだときも、ショックでうなされたことを思い出した。

「ロングエンゲージメント」もそうですが、原作ファンが拍手喝采する映画は、どうしても詰め込みすぎになるのかな。

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最近観た映画

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」
バルボッサかっこええ……で、乗り切ってしまった2時間半。脚本はあまり練られてないと思うけど、1のファン向け映画だと思えばおもしろかったです。むしろ、バルボッサが出ている分2よりもよかった。ジェフリー・ラッシュの一挙一動がなんともいいのです。えーと、あとデイヴィジョーンズが一瞬○に○るシーンも萌え。えーと、おかしいなあ、1はジャック船長萌えだったはずなのに……。ウィルとエリザベスの結末も嫌いではないけど、もっとお約束のハッピーエンドでもよかったんじゃないかなあとも思います。

「キング 罪の王」
ガエル・ガルシア・ベルナル見たさに借りてきてしまいました。スチールを見たときは、そのヘアスタイルはどうなのよ、と思いましたが、実際動いているのを見たら素敵でした。長めよりも若く見えるかも。ガエル演じるエルヴィスはもうとんでもない悪魔みたいな青年ですが、妙な魅力があり、そういう意味ではガエルにぴったりな役。これも後半、思っていたのと違う方向に話が進んでいって少し驚いた。ラストシーンが好き。

今日、海賊映画を観てきたので、帰りにカルフールでローストチキンを調達。それと水菜とトマトのサラダで夕食です。あと、今月はプレステージを観たい。

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マーダーボール

アテネ、パラリンピックのウィルチェア(車椅子)ラグビーのアメリカ&カナダ代表に密着したドキュメンタリー映画。さっきDVDで鑑賞。

実は今書いている小説に、ウィルチェアラグビーをやっている登場人物がいるので、資料として購入したんですが、すごくおもしろかった。
競技自体はかなりヘビー(専用の改造車椅子でガンガンぶつかり合い、ヘルメットもつけてない状態で転びまくっている。恐ろしい……)だし、タイトルからも競技のおもしろさを追及した映画かと思っていましたが、どちらかというと選手の人間関係や、メンタル的な部分にスポットを当てた感じ。
選手であるマッチョな父親と、健常者だけどガリ勉タイプの息子の微妙な関係とか、また別の選手と、彼が障碍者となる事故の原因になってしまった親友との関係、また、事故に遭い障碍者になったばかりの若者が、ウィルチェアラグビーを励みに、絶望から這い上がっていくプロセスとか、まるでフィクションのようにドラマティックで、全然退屈しませんでした。
かといって、過剰に選手に感情移入させるわけではなく、あくまでドライな演出。

アメリカンなマッチョには、まったく興味がないのですが、ここに出ている選手たちは、みんなすごくかっこいいのでありました。

夕食はきのこのクリームスープと、ステーキ丼、ベビーリーフとトマトのサラダ。

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今週の風林火山

思うに戦国時代をドラマでやって、主人公を「まったく悪いことをしていない」ように描くとか、「戦はいやでございます」とか言わせるのは、どう考えても無理があるし、そのせいでドラマ自体が安っぽくなっていたと思う。そういう意味で、今年は主人公を善人に描こうとしていないのがおもしろい理由のひとつではないかと。青木もだまし討ちにしてたしね。

昨日友達からメールが来た。
「勘助は42になるまでニートで、やっとつかんだ就職口なのに、若くて可愛い香坂が簡単にそれをゲットしている。勘助可哀想」
たしかに。

昨日はひさしぶりに豚角煮など作りました。昔は大好きでしたが、しばらくぶりに作ってみるとうまくできたのに、ちょっと重い。味覚がだんだん年をとっていく……。

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Je t'aime.....Moi non plus

好きな映画をもう一回観よう、その2。

10代で観たときは、普通に感動したんですが、二度目は、「このエロオヤジー!」とそこかしこでつっこみながら(笑)
ジェーンがポワローだかホワイトアスパラだかを食べる場面とか、ジェーンの裸を撮るアングルとか、ゲンズブールのエロへのこだわりは半端ではない。
あと、記憶に全然残っていなかったんですが、おすわりのだらしないブルテリアくん(でもおりこう)が可愛い。

この映画でたまらなく好きなのは、ダンスパーティでジョニーとクラスが踊りながらキスをしていて、カメラが切り替わると、同じ音楽のままクラスのゲイの恋人がリンチを受けている、という場面。
だれかが天国にいるとき、別のだれかは地獄にいる。この切り替えのシニカルさがどうしようもなく好き。
あまりにここが印象的だったので、クライマックスに近い場面だと思っていたら、かなり前の方でした。
あと、有名なタイトル曲より、繰り返されるジョニー・ジェーンのバラードの方が好きだ。

ドパルデューがものすごくエロい役で出ていた。

今日はひさしぶりにフレンチ食べに行ってきました。北浜のラペティ・ロ・アラ・ブッシュ。おいしかったです~。

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ピクニック・アット・ハンギングロック

これを観るのと観ないのとで人生が変わっていたなと思う映画がたまにありますが、これもそのひとつ。二十年前、まだ高校生だったとき映画館で観ました。その後は一度も観ていないのに、昨日DVDで観たら、いろんなシーンが記憶とまったく一緒で、ちょっと驚いた。よほど衝撃的だったのか、それとも若かったので、脳細胞がぴちぴちしていたのか……。
もっとも、今、はじめて観たんだったら、さほど衝撃は受けないと思う。多感な十代のときだったからだろうな。

ひらひらと揺れるリボンや、白いビクトリア風のドレスと黒い靴下。ミランダの輝くばかりの美しさと、セーラの固い殻のような美しさ。
思えば記憶は荷物と同じで、わたしはずっとそれを持ち運んでいたのだと思う。

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ハゲタカ

録画していたドラマ。昨日観たら、むちゃくちゃおもしろいではないですか。寝る前にちょっとだけ観ようと思って見始めたのに、結局一話、二話とも観てしまい寝不足です。
大森南朋さんって、妙な色気がある人なんですが、このドラマでは、スーツと眼鏡でがっちりガードしているせいで、その色気がよけいにだだ漏れというか……。柴田恭兵も今まで一度もいいと思ったことないのに、なんか儚げな中年の魅力満載で、ちょっとうっとり。そういうドラマでないのは百も承知の上で萌えまくりです。
今年は、大河もどうしちゃったの?というくらいおもしろいし、気持ちよく受信料が払えます。

ちょっと金曜日にショックな出来事があったので、凹んでいたんですが、おかげで復活しました。眼鏡万歳。

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愛しきベイルート/アラブの歌姫

愛しきベイルート/アラブの歌姫という映画を観に行ってきました。アラブ世界で、もっとも愛されている歌手ファイルーズへの思い入れをレバノンの人々が語るという映画だったんですが、ファイルーズの映画のようで、ファイルーズの映画ではありませんでした。音楽への思い出を語ることで、見えてくるのは、決して平和ではない国に住む人々の苦しみや不安や焦りと、そして希望と生きる力。それをファイルーズというフィルターを通して抽出しているわけで、それがとても興味深かったです。

ファイルーズはたぶん、日本ではほとんど知られていないし、私もCDを二枚持っているだけですが、アラブ世界では知らない人がいないくらい有名な歌手です。たぶん、中国でのテレサ・テンとか、日本での美空ひばりとかそういう位置づけだと思います。フランス人の知人も「ファイルーズはだれでも知っているでしょ」と言っていたのですが、ヨーロッパでも有名なのか、アラブ移民の多いフランスだけで有名なのかはわかりませんが。
ウェットでゴージャスな美声で、ちょっと一度聞いたら忘れられないような感じです。映画でメインで使われていた「朝も夜も」という曲がすごく素敵だったので、この曲入っているCD欲しいなあ。

ミュージック・ドク・フェスはあとふたつくらい観たいのがあるんですが、無理かなあ。

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R-1グランプリ

まさか、なだぎ武が優勝するとは……。スミス夫人、好きでしたが、「絶対売れへんわー」と思っていたのに。プラン9からは、二人目のR-1グランプリですね。あらまあ。
10年くらい前の千原・ジャリあたりが頂点だった頃の2丁目劇場が好きで、観に行っていたのですが、あのころ売れそうだったハリガネとか二丁拳銃あたりは総崩れで、陣内くんとケンコバとかたむけんとか、サバンナとか意外なメンバーが残っているのが、なんかお笑い界のおもしろいところだなあ。まさか、陣内くんの結婚式がテレビ中継されることになるとは……。

ともあれ、「売れそうになくても、地味に努力してたら、いつか日の当たることもくるかも……」と、わたしも思いました(笑) でもディラン単体より、ディランとキャサリン二人の方がなんとなく好き。

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マリー・アントワネット

お菓子と小型犬とガーリーな小物(靴とかブルーのリングガーターとか)と、フリルとレースたっぷりの世界にどっぷり浸ってきました。うはうはです。
さすが実際のヴェルサイユで撮影しただけあって、風景も素敵。あの王妃の家のあたりは、宮殿から30分くらい歩くんですけど、本当に可愛くて素敵なエリアです。ヴェルサイユでいちばん好き。
あと、オレ的にはモッブスと引き離されるシーンがいちばん盛り上がりました。なんてひどいことを!

で、内容ですが、あいかわらずソフィア・コッポラワールド炸裂で。ヴァージン・スーサイズで少女たちの死とガーリーな小物が同じ重さしか持っていなかったのと同じように、この世界ではドレスと革命は同じ重さしか持っていない。
むしろ、マリーにとっては、一晩遊び明かして日の出を見た誕生日の朝の方が特別な瞬間だったように描かれている。
押し寄せる群衆を見て、マリーははじめて現実を知ったのだけど、たぶんそれも本当には理解していない。最後のシーンも彼女はまだ遠い世界にいるみたいです。
それを、ソフィア・コッポラはなにも解っていないと笑い飛ばすのは簡単だけど、衝撃的な事件よりも、対して特別ではない一瞬が、その人にとって特別だということだってあると思う。世界の重さは、決して他の人には見えないし、それがわかると確信してしまうことは、わからないと表現してしまうソフィア以上に傲慢かもしれない。
私たちだって、アフリカの人々から見たら、マリー・アントワネットみたいな生活をしているわけで、その意味がわかっている人がこの世にどれだけいるのかと思う。もちろん、わたしだって知識として知っているけど、本当にはわからない。

しかし、こういう映画が撮れるというのも、彼女の恵まれた境遇が大きく関係しているんだろうなと思います。
普通の女性監督がこういう臆面のない映画を撮ると、きっとまわりからすごいバッシングを受けるだろうし。そういう意味で、彼女の臆面のなさとか無邪気さは貴重だ。

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ベニーズ・ビデオ

ということで、ハネケ、二本目の「ベニーズ・ビデオ」 いや、これはすごいわ。これ観られただけでも、DVD-BOX買った価値はありました。

豚を屠殺するビデオに魅了された、いいところのぼんぼん、ベニー少年は、家に招いた女の子を衝動的に殺して、そのシーンをビデオで撮影。そのビデオを見た親は、ベニーの犯罪を隠蔽することに……という話。このベニーを演じている少年は、ファニー・ゲームでの「彼」。顔を見た瞬間、びっくりしました。ハネケ監督はたぶん、この子に惚れ込んだんだろうな。

この映画のすごいところは、後半。父親が死体の始末をして、母親とベニーがその間、家から離れてエジプト旅行に行くのですが、父親のことは一切映さない。母とベニーがエジプトを、いかにもなパッケージツアーで旅するシーンだけを延々と映している。その一見平和な日常(母もベニーも事件についての話などほとんどしない)から、だらだら漏れてくる異常さというのがすごい。

どうも「ピアニスト」や「隠された記憶」や「ファニー・ゲーム」から、ハネケという監督は、観客を悪趣味に挑発する監督だと思っていたんですが、どうもそうではないような気がしてきた。この人、実はものすごーく、真摯で真面目な人なんじゃないだろうか。だから、物語性で、観客を安心させたくないんじゃないだろうか。
特典のインタビューからも、そんな感じがします。

あと、隠された記憶やファニー・ゲームなどのときも思ったけど、なにも起こってないときのなにかが起こりそうな緊張感が、他の映画の緊張感と、くらべものにならないほど怖いわけで、そこがこの人の非凡な点のひとつだとも思いました。この緊張感があるからこそ、「隠された記憶」の「映画史上もっとも残酷なシーン」(というのは言い過ぎだと思うけど)が描けるのでしょう。

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映画いろいろ

なんだかんだいろいろ観たんですけど、感想書きそびれています。スパニッシュ・アパートメントと、その続編のロシアン・ドールズとか、アニエス・ヴァルダの「落ち穂拾い」とか、映画じゃないけど千原兄弟のライブDVDとか。でも、どれもおもしろかったです。特にスパニッシュ・アパートメントはよかった。セドリック・クラビッシュは結構好きかもしれん。ロシアン・ドールズもつまんないわけじゃなかったんですが、ちょっとグザヴィエの自己中っぷりが鼻に付いたかなあ。でも、要するにグザヴィエと、ウィリアムの違いって、我慢ができるかということと、つまんないプライドを捨てられるかということで、これは恋愛をきちんと成就させるための大事な要素なんだと思い、いろいろ反省したり。もちろん全然モテていたわけではないけど、どっちかというと自分も過去の恋愛に関しては、グザヴィエ的スタンスだった。ウィリアムくんは立派だ。スパニッシュ・アパートメントでは、バカ丸出しだったけど。

夕食は缶詰のビーツを使ったボルシチ。ちょっと、感動的なくらい、おいしくできました。たぶん、野菜と肉を一度火にかけて沸騰させて、火を止めて犬の散歩に行き、帰ってからもう一度火にかけて、ビーツを入れて、また火を止めて放置、というプロセスがよかったのではないかと。
ル・クルーゼは保温性が高いので、一度沸騰させたあと、火を止めておいても、充分野菜や肉が煮えていくのです。光熱費削減にもなります。

今はひさしぶりにパンを発酵させています。時間がないし、まったく準備してなかったので、ドライイースト使用のヨーグルトパン。これから焼いて、明日の朝食べます。

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セブンス・コンチネント

結局買ってしまったミヒャエル・ハネケDVD-BOX。第一弾は全部観てないし、観たかったので。
で、最初に観たのが処女作のセブンス・コンチネント。ぶっちゃけていえば、ある家族が一家心中に至るまでの、3年間と最後の一日を描いた作品ですが、彼らが死を選ぶ理由というのは、はっきりとは描かれていない。だけど、些細な日常の繰り返しから、憂鬱や死の匂いが浮かび上がってくる。
たぶん、ハネケは、死を選んだ家族とそうではない家族の差違ではなく、同じ部分を描こうとしているのだと思う。

最後の三十分は、ひたすら死ぬための準備である破壊行動が行われるのですが、観ながら思ったのは、「むしろ、ここまで準備して生き残ってしまった方が恐ろしい」ということでした。だから、死は単なる肉体を破壊することだけではなく、家や仕事や人間関係や全財産を破壊することも含んでいる。

残りのふたつを観るのも楽しみです。

今日はチュニジア料理を食べに行ってきました。クスクスとひよこ豆のスープがおいしいかった。

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あるいは裏切りという名の犬

今年初映画、行ってきました。テアトル梅田は容赦なく1週間くらいで打ち切るので、見たい映画は早めに。

ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューの共演と聞いただけで、観なくては!と思ったのですが、期待通りの、大人の重厚なフィルム・ノワールでした。白黒時代のフィルム・ノワールの男臭さとロマンティックさはそのままに、現代的なリアリティを+という感じ。
監督はもともとパリ警視庁で働いていた人だそうです。

オートゥイユも素敵なのですが、悪役のはずのドパルデューがすごく魅力的でした。彼は卑怯な男だけど、彼の持っている嫉妬も保身も、すべて、だれにでも覚えがあるはずのもの。
そう思わせるのも名優ドパルデューだからなのと、やはり脚本が絶妙。
彼のふるまいはずるくて自己中心的だけど、決して一線は越えていない。レオを陥れたのも、100パーセント彼が仕組んだというわけではなく、ほとんどは偶然や他の要素が絡んでいるわけだし。こういう人物造形がとてもリアルだなあと思いました。

ハリウッドでリメイクも決まっているらしいです。そういえば、エディ役の人って、「隠された記憶」でもオートゥイユの友達やっていたような気が。

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王の男

見に行ってきました。冬は風邪をもらいそうなので、あんまり映画館は行きたくないんですが、やはりこれは見たかった。韓国で大ヒットしただけあって、やはりおもしろかったです。陰謀の仕掛けなどはシンプルだけど、感情が複雑に絡み合っていて、そこがよかった。
宣伝文句を見る限り、王がコンギルの美貌に一目惚れしたのだと思っていたけど、実はそうではなかったのがいちばんの驚き。美貌も大きな要素だけど、王は、それよりも自分を楽しませてくれる存在=母親を、彼に見たのだと思った。だからこそ、最後のあるシーンで、彼は笑っていたわけで……。コンギルに感じていたのが、普通の恋愛感情だったら、あそこでは笑えるはずはない。絶対に。
同性愛といえば、同性愛なんですが、少しもエロティックではない。なんか清潔。

萌えるか萌えないかの二択で言えば、少しも萌えなかった(もっと、喰うか喰われるかみたいなのが好き……)けど、おもしろい映画でした。

夕食に、やっとスパゲティカルボナーラを作りました。最近は生クリームは使わず、卵とパルミジャーノのみ。

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OVER COMING

自転車チーム、CSCのツール・ド・フランスでの戦いを描いたドキュメンタリー映画。これも公開を見に行けなかったので、DVDで。いやー、おもしろかったです。走っているところしか見られない、選手たちの素顔がしっかり描かれていました。
フォイクトがムードメイカーなところとか、サストレの誠実さとか、バッソの素直さとかよーくわかりました。フォイクトは前から好きでしたが、これ見て、サストレも好きになってしまいました。マッサージを受けながら、「C'est la vieって知っているかい」とか言っているところにじーんときた。ロードレースを見始めたのは去年からなので、2004年って再放送でしか見てないんですよね。ヒメネスのことも名前しか知らないし。

あと、バッソが本当に性格よさそうで、でも、その性格のいいところが、私にとって彼の苦手な部分に直結していることに気がついた。監督が、「イタリア語でもいいよ」と言ってくれているのに、一所懸命、下手な英語を話そうとしているあたりとか、真剣な目で監督の話を聞いているところとか、すごくいい人なのが現れている。でも、ねえ。詳細はネタばれかもしれないので書きませんが、彼がランスと電話で話しているシーンや、タイムトライアルのあと監督と話しているシーンで、「おいおい」と思った。やっぱり、こういう人なんだよね。はっ、今気づいたけど、バッソって天然なのか?

あと、バッソがおやつに食べているものが、「ぽんせん」にしか見えなかったんですが、フランスかイタリアでもぽんせんみたいな、お菓子あるんですか? 私、フランスのお菓子のことは、それなりに知っているつもりだけど、見たことないですよ、あんなの。

マイヨ・ジョーヌへの挑戦も買ったので、そのうち見ます。

夕食は、銀だら西京漬け、おかひじきのおひたし、レンコンのきんぴら、納豆。
ちょっと理由があって、有機野菜の宅配を退会したので、好きなものを買って食べられるようになったのが、なんか解放感。なにが届くかわからないのは、料理のレパートリーを広げるためにはよかったですが、ときどき「こういうの食べたいんじゃないんだけどな」と思うこともありましたし。
また、気が向けばどこかの会に入会するかもしれないですが、しばらくは普通に好きなもの買って料理したい。

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バス174

映画館で予告編を観たときから引っかかっていた映画。上映期間が短かったので見に行けず、やっとWOWOWでやったのを録画して観ました。
2000年にブラジルで起こったバスジャック事件を、実際の事件の映像と、人質や関係者の証言、そして監督が探し出した過去の映像を絡めて語るドキュメンタリー。
さほど話題にはなってなかったように思うのですが、傑作です。胸が痛むような、ブラジルのストリートチルドレンの実態。(警察が、彼らを虐殺する事件すら起こっている) 地獄のような監獄や厚生施設の実態などもさることながら、この犯人の短い生涯が悲しい。目の前で母親を殺されたところから、狂いはじめる人生。なにかひとつだけでも歯車がかみ合っていれば、そんなところまで落ちることはなかっただろうに。
カポエラを踊る彼の姿だとか、母がわりになった女性のことばや、人質の証言からも彼の必死に藻掻く姿が浮かび上がる。

つらい話ですが、ただつらいだけではない。一流のドキュメンタリーは一流のエンターテイメントなのだな、実感しました。

今日は間宮兄弟も観たんだけど、ふっとんでしまいました。つまらなかったわけではないんですけど。

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コード・アンノウン

ミヒャエル・ハネケの映画。ケーブルのシネフィル・イマジカで観ました。
うーむ、解説の人も言ってたけど、まさに、ポカーンという感じです。なにかつかみどころがあるようで、かと思えばするりと手の間を抜けていく。すごくつまらない、と言い切ってしまうのにも語弊がある。
ファニー・ゲームも隠された記憶もそうだけど、いろんなシーンが心のあちこちにいつまでも引っかかったまま、忘れられない。だが、ドラマとしてはまったく意味をなさない。まさに、コード・アンノウン。

人に薦めたいとは思わないし、絶賛するつもりもないけど、こういう映画もあってもいいと思うし、この監督の映画はまた観るだろう。というか、来年一月に発売されるDVD-BOXがほしい……。こう思うこと自体が、この監督のイヤらしい(とあえて言ってやる)挑発に引っかかっているのかもしれない。でも、イヤらしい挑発に心が乱されるのも、映画の楽しみ方のひとつだよな。

今日は新米買ってきて炊いた。ご飯をおいしく食べるために、おかずはたらこの焼いたの。あとはひじきの煮物、水菜のおひたし。幸せ。

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ドア・イン・ザ・フロア

DVDで見ました。大好きなアーヴィングの「未亡人の一年」の映画化(といっても最初の3分の1だけど)。好きな小説の映画化は点が辛くなりがちですが、これは丁寧に、原作に忠実に、愛情を持って作られていました。
海辺の家も、テッドも、写真の飾られた廊下も、本当にイメージ通りでした。
子役はダコダ・ファニングの妹のエル・ファニング。この子もすごく上手です。

ただ、やはり、ここまでだと、本当につらい話のまま終わっちゃうんだよね……。本当はこの後、まったく雰囲気が変わって、すごく素敵な話になるんだけど。

あと、よかったのが、作中のテッドの絵本が、英語の朗読で聞けたこと。訳文ではわかりにくい言葉のリズムの美しさがありました。

夕食は軽め。茗荷とわかめの味噌汁、納豆、きんぴら、トマトサラダ。昼にお寿司を食べたので、夜はこんなもの。日曜日にバーベキューして、一週間分くらいの肉も食べたし。

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不愉快映画

ミヒャエル・ハネケの「ファニー・ゲーム」をレンタルで借りてきて観てました。なんというか、救いもなにもない、ただ、人を不愉快にさせるためだけに作られたような映画。バカンスにやってきた家族が、乱入してきたふたりの若い男にひたすら、精神的肉体的にいたぶられ、嬲り殺されるという映画です。ただ、実際の殺害シーンはほとんど映さないけど。まったくお薦めできません。鬱映画です。
ただねえ、好きか嫌いかで言うと、好きなんだよね。これ。暴力シーンとかスプラッタシーンが苦手なくせに、こういう感情を根本から揺さぶられるようなのは好き。基本的に鬱映画が好きなのかもしれない。私にとってはタランティーノのカラッとしたバイオレンスシーンの方が苦手だ。私の頭の中にある暴力は、この映画の暴力と同じように、嫌らしく不愉快なものだから。殺されていく家族たちの、恐怖もわずかな希望も、それを打ち砕かれた絶望もとてもリアルだ。

DVD安ければ買ってもいいかなあと思って、amazon見たら、品切れらしくマーケットプレイスですごい値段がついてた。あらまあ。

夕食は残っていたチリビーンズをカレーにアレンジ。最近はカレーはこうやって、なんかをアレンジすることが多いです。カレーの壺というスリランカカレーペーストが便利。

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映画とかDVDとか

本日、パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェスト観てきました。これは前作がかなりの萌え映画だったので、前売り券も二枚買うほど楽しみにしてました。(もちろん、二枚ともわたしが観るのです)
最初の30分くらいは、「前作の方がよかったなあ」と思っていたのですが、あるシーンからアドレナリンが放出されました。それはノリントン提督の登場シーン。前回は特に好きでもないキャラだったのに、今回の彼はヤバイ。ジャック・スパロウ船長以上の萌えキャラになってます。あかん、わたし、やはり薄汚れた美形、というのに弱いわー。(プロミスのチャン・ドンゴンとか)
そして鼻息荒く観ていると、あのラストシーン!!!! うっわーたまらん。神様と監督とブラッカイマーに感謝です!

ということで前作が好きなわたしはかなり楽しめましたが、前作を観てなかった人や、いまいちだった人にはまったくお薦めできないと思います。これ一作では話が完結してないので、第三部を待たなければならないし。

んで、観たDVDは「六人の放送作家と一人の千原ジュニア」。
二月にやったその名の通り、六人の放送作家の企画をジュニアがやる、というものです。わたしはやはり千原はトークよりもコントが好きなので、ラストのクドカンのがいちばんおもしろかったです。と、いうより、千原兄弟のコントだと言われても信じてしまうくらい、馴染んでました。副音声聞いても、いちばんリラックスしてやれた、とジュニア自身も言ってましたし。
そういえば、千原兄弟は今東京で単独ライブやっているんですね。大阪だったら見に行ったんだけど……これもDVD待ちです。

もしタイムマシンがあったら十年前の自分に教えてあげたいこと。
・次長課長が、すごい売れっ子になっている。
・たむらけんじは未だに芸能界にいる。

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隠された記憶

「ピアニスト」のミヒャエル・ハネケの新作。やっと見てきました。最初一週間限定公開と言われていたのに風邪でいけず、あきらめていたら、入りがよくて公開が延びたらしい。私が行った回もほぼ満席。

で、感想。めちゃくちゃおもしろかったけど、人に薦めるかどうかは微妙。ハネケにしては変態臭は薄くかなりまともだけど、オチ(というか犯人)をぼかしてあって、ある一点に気づかない人にはちんぷんかんぷんな映画になっているのです。
私は幸い、そこに目がいったので、示唆されている犯人に気づきましたが、それをしっかり書いてミステリ仕立てにすると、伏線のアラが出てくるんですよね。そういう意味では、ぼかしたハネケはずるいな、と。
それと、私の勘違いでなければ、カメラワークにもヒントが隠されている気がします。DVDが出たらもう一度観て確認したいんだけど。

ただ、それとは別にして、この映画が暴き立てる「フランス人の抱える疚しさ」は鋭いと思う。国家として抱える疚しさが、主人公の疚しさと二重写しになる手腕というのは、すごい。 そのあたりは大好きだ。
あと、やはりサスペンスの盛り上げ方や心理描写も絶妙なので、きちんと結末を描いて勝負してほしかったなあ。

ちなみに、「映画史上もっとも残酷なシーンがある」とチラシに書かれていたけど、それほどではありませんでした。ただ、タイミング的にいきなりくるのと、恐ろしく静かな描き方なので、たしかに怖かった。 血に弱い人は注意。
ともあれ、無理してでも観に行ってよかったです。満足。

夕食はししゃも、ブロッコリーとトマトのサラダ、椎茸と干し野菜の味噌汁、納豆 そろそろ甘酢漬けのらっきょうと生姜を食べ始めました。暑くなると酢の効いたものがおいしい。

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ぼくを葬る

観てきました。あんまり映画を観る気分ではなかったのだけど、オゾンの映画はやはり好き。
余命三ヵ月を宣告されたゲイのファッション写真家が残された時間をどうやって過ごすか、という映画。なんというか、前向きではなく、かといって過剰に後ろ向きなわけでもなく、主人公のスタンスがとてもリアル。
天涯孤独なわけではなく、他者のこともしっかり愛しているけど、それでも最後にひとりでいることを選ぶって、あんまり日本人の感覚にはないような気がする。
主人公ロマン役の、メルヴィル・プヴォーはすごい美形。この手の顔はさほど好きではないんですが、それでもこの圧倒的な造形美には、うっとりしてしまうわ。

ミヒャエル・ハネケの「隠された記憶」もそろそろ大阪で公開なので、これも観ておかないと。観たかった「変態村」もいつの間にか公開が終わっててショック。
ピンク・パンサーはDVD待ちかなあ。前作ファンとはいえ、リメイクにはさほど興味がないし。

夕食は、うめだ阪急の、マグロ解体寿司。安くておいしいと聞いたので、買ってみました。値段のわりにはたしかにおいしかった。ほんまに解体してました。
夕食後に、らっきょうの酢漬け(塩らっきょうは昨日作った)と梅シロップを漬け込みました。塩らっきょうは浅漬けのときがおいしいので、ついバクバク食べてしまう。もう1kg漬けようかなあ。

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運命じゃない人

ひさしぶりのDVD鑑賞。低予算の日本映画ながら、カンヌでいくつも賞を取ったと言うことで楽しみにしてました。
パルプフィクションなどの、いろんな話が交錯する系の話ですが、かなりセンスいいです。おもしろかったー。
別の話と別の話が、交差する瞬間とか、後で挿入されるエピソードによって、前にあった話の意味がまったく変わっちゃったりとか、かなり練られた脚本です。
あと、イヤな気分になるところがほとんどないのが、監督の性格のよさが出ている。いい話ではなく、シニカルな話なのにそういうところがないのは、なかなかのバランス感覚だと思います。
あのラストがいいなあ~。

有名な役者って板谷由夏さんくらいかな。でも、探偵役の山中聡さんという人はかっこよかった。

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三谷ネタふたつ

昨日WOWWOWでやっていた、決闘!高田馬場観ました。おもしろかった! ちゃんと歌舞伎になっていたと思うし、染五郎、勘太郎、亀治郎の若手実力者が本当に力一杯やっていて気持ちよかったです。こういう新作はときどきあるといいですね。もちろん、まったく文句がないわけじゃないけど、裾野が広がること自体が、歌舞伎にとってはいいことだと思う。

あと、最近レンタルで借りてきてHRを観ています。基本的にはとてもおもしろいし、ここから新選組!へと繋がっていくのがよくわかるんですけど、ただ、轟先生の美紀ちゃんへの扱いはちょっとひどすぎると思うよー。そのあたりは全然笑えないんですが、男性目線だと笑えるのだろうか。と、思ったら、特典映像で「観客が引いてた……」と三谷さんが語ってた。いや、あれは引くよ。

夕食に埋豆腐というものを作りました。最近買った「江戸のおかず帖」という本に載ってあったレシピ。前から料理の名前は知っていて、おいしそうだな、と思っていたのです。酒やみりんでゆるく溶いた味噌を茶碗に入れて、葛を絡めてあたためた豆腐をその上にのせ、それからごはんをのせて、混ぜて食べるというもの。おいしくないはずがないです。定番化決定。
あとは、塩鮭、ほうれんそうのおひたし、蓮根のバルサミコソテー。

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最近観た映画

DVDで「銀河ヒッチハイクガイド」
サム・ロックウェルのゼイフォードがはまっていて素敵。あんな人に「オレ、異星人なんだけど、オレの宇宙船見る?」なんてナンパされたら、絶対着いていくわあ。原作のインパクトをうまく映像化してあると思いました。大好き。あと、先日東京に行ったとき、どこに行ってもおいしいミルクティが飲めなくて(入る店、入る店、薄すぎたり、コーヒーフレッシュを出されたり、なぜか生クリームが入っていたり……)渇望していたので、アーサーに感情移入しました。

「ブロークバックマウンテン」
楽しみにしてました。原作も読んだけど、アン・リーがノンケであることがいい方に作用しているな、と。ゲイの監督が撮った同性愛映画って、なんか濃厚だけど、この映画はとても清潔な空気。
なんか、同性愛というよりも、男同士で自然の中でじゃれあって過ごす子供時代への郷愁のようにも思えた。反対に女性たちとの時間は社会へ出て果たさなければならない大人としての生活の象徴のようでした。
結末は知ってましたが、やはり泣いた。切ない。

ちなみにセックスシーンで、すごい勢いで同じ列にいたオッサンが出て行きました。普通の西部劇だと思ったんでしょうか。

戦国無双2 無限城要員として小太郎様を育てようと思ったのですが、左近が虎乱1を覚えていたので、とりあえず左近でレア技能を集めてみました。虎乱3強い! 気がつけば階級もMAXです。まさに、「左近……頼りにしている……」ですよ。さあて、登りはじめるか!

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モンスター

WOWWOWで観ました。実在の女性シリアルキラーを、シャーリーズ・セロンが10kg以上体重を増やして、特殊メイクで演じてアカデミー賞を取って話題になった映画。考えていたのとまったく違って、ラブストーリーだと思った。
結局のところ、なにも持たない人であるリーと、普通の家庭に生まれて、ただ退屈していただけのセルビーが恋に落ちたところで、破滅は決まっていたんだと思う。セルビーがリーを愛していなかったわけではないだろうけど、彼女にはリーのところまで落ちる覚悟はなかった。ただ、むしろセルビーがリーをさっさと見限れば、リーはあそこまで落ちることはなかったはずで……だからといって、それがリーにとって、幸せかどうかはわからない。現実にはどうかわからないけど、映画の中のリーは自分の人生の結果を素直に受け入れているように見えた。
ビデオ録らなかったことをちょっと後悔。もう一回観たい。

夕食は麻婆豆腐、ブロッコリーの炒め物、玉葱とわかめの味噌汁

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みぞれ

たぶん、大阪でも私が住む地域だけだと思うんですけど、みぞれ混じりの雪降ってました。さっぶー。そんななかで散歩に出て、しかも「うひょー」という感じでやたらご機嫌な、うちの黒犬。とはいえ、いつものように四十分とか一時間とか歩く気がせずに、二十分くらいで切り上げましたが、不満はない様子でした。まあ、あったかくなったらゆっくり行くよ。

夕食はひさしぶりにお外へ。豚しゃぶ豆乳鍋というのを食べてきました。お寿司にしようか、という話になってたんですが、寒いしやはり鍋だろうということになりました。

昨日見た映画は「グッバイ・レーニン」 丁寧に練り込まれたプロットの、とてもいい作品でした。ラスト近く、母親がテレビを見ているふりをしながら息子の顔を見ているという描写のすばらしいこと。ララがとても可愛くて、「この子すっごい好きな顔」と思って、キャストを見たら「ツバル」で萌えた、チュルパン・ハマートヴァちゃんでした。ツバルではぽちゃぽちゃしてたけど、スリムになってた。本当に天使みたいな美貌です。ラブ。

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エイプリルの七面鳥

レンタルで借りてきて観ました。ああ、これはいい映画だ。家族と折り合いが悪く、家を出てNYで彼氏と住んでいるエイプリルが、癌で余命幾ばくもない母親のため、感謝祭の七面鳥を焼くんだけど、その日に限ってオーブンが壊れて……というお話。派手な展開はないけど、少しコミカルで、それでいてじんわりあったかい話でした。こういうの大好き。
エイプリルを襲う小さな受難の数々は、うまく計算されていて、退屈しないし、アパートのメンバーもそれぞれ個性的でいい感じ。家族の方も、エイプリルに困らされた経験をまだ引きずりつつ、迷ったり、混乱したりしながら、遠くからやってくるわけです。

80分という短さも好みです。お薦め。

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ある子供

観てきました。ああ、いかにもカンヌでパルムドール取りそうな作品だなあと思いながら鑑賞。とはいいつつ、わたしも嫌いではないです。こういう映画。主人公たちと、冷酷すぎるほどの距離を取りながら、あのラストシーンに流れ込むセンスに脱帽。エレファントとも似ているけど、感傷をそぎ落としたところが違うかも。エレファントは全編通して、おセンチな気分がずっと続いていた。こっちはもっと視線が冷静。
なにより絶妙なのが、ブリュノのキャラ。すべてが、「悪い人間ではないけどバカ」というのを表現している。好きなのは、泥足で壁に跡をつけているところと、乳母車の枠を、石で直しているところかなあ。

愚かさを糾弾するでなく、擁護するでなく、ただひっそりと寄り添うようなそんな映画でした。

珍しく外でハンバーグ定食なんぞを食べました。おいしかったです。

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プルーフ・オブ・マイライフ

わざわざ街に出て観てきました。うーむ。個人的にはキャサリンにまったく感情移入できなかったので、いまいち乗り切れませんでした。ラブシーンに至るまでのシーンなどはすごくよかったんだけど、その後がどうしても苦手だ。姉ちゃんも苦手なタイプで、この姉妹とは関わりたくないものだとしみじみ。
あとね、家族とか恋人同士の、グルーミング的なケンカも嫌いなのです。親しいんだからこそ、言いたいこと言えるんだ、という考えもあるだろうけど、問題解決に向かわない口論は、たとえフィクションの中でもうんざりする。
もうひとつ、映画の中での「証明」の扱われ方について不満あり。私は数学はそんなにくわしくないけど、ある問題や定理を証明することは、もちろん個人の業績でもあるけど、たとえば、小説家がすごい小説を書いたり、画家がすごい絵を描いたりすることとは違って、数学という学問自体が一歩先に進めるということだと思うんですけど、なんかこの映画の某登場人物には、その視点が抜け落ちていることが気になる。

最近、ジェイク・ギレンホールという名前をよく耳にするなと思っていましたが、ドニー・ダーコくんだったんですね。ちゃんと大人になってた。ということは、ブロークバック・マウンテンもきみか!

映画を観た後、ムジカに行って茶葉を仕入れてきました。マディ農園のアッサムというのをはじめて買った。それと、がぶ飲み用の堂島ブレックファースト。350g入って1000円で、しかもおいしいというのはすばらしいコストパフォーマンスです。

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有頂天ホテル

観てきました。決して泣ける映画でもないし、派手な爆発があるわけでもなんでもないけど、洒落ていて密度の濃いエンターテイメントでした。楽しかったー。
緻密と言うより、流れるように貼られた伏線が、ところどころで活きる瞬間とか、キャラクターのほんの些細な幸せとか、ツボなところはたくさんある。二度目でも楽しめそうです。時間があれば、もう一回観たいかな。

松たか子のキャラクターが好きだなあ。中国語に笑った。

映画のあと、近くのスントゥブチゲで昼ご飯。熱々のスントゥブと、石釜ごはんで満足です。

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義経最終回

郎党が死ぬところで、ぐしゅぐしゅになって泣いていたら、地蔵堂の屋根が噴火して、感動がどっかいってしまいました。源さんの悪夢再びでした。でも、松平健はよい弁慶だったと思います。

帳簿つけて、プロットを書き出して、ゲラ直して……と一日中仕事。なんか昨日あたりから、微妙に調子悪いです。風邪とかそういうのではないんですけど、なんか血が汚れているようなそんな感じ。ゲラ直し終わったら、1日か2日休もう。

夕食は昨日に引き続き、キムチ鍋。昨日は豚薄切り肉でしたが、今日はホルモンでした。あと牛肉のしぐれ煮を作って箸休めに。

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さむー

急に寒くなりました。そろそろ本格的な冬に入りますね。コートも真冬用を出さなくては。

今日はふと思い立って、12モンキーズのDVDを観ました。三回目ですが、やはりこれ、ものすごーく好きな映画です。あちこちに散らばったパーツが収束していく瞬間は、鳥肌も