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January 2009

ファニーゲームU.S.A

観てきました。寸前まで、007とどっち観ようかと悩んだけど、007みたいな映画はほかにもいっぱいあるけど、ファニーゲームをスクリーンで観る機会はもうないだろうと思って、こちらに。オリジナルはDVDで二回も観てるんですけど。

オリジナルを観た時は、数日間立ち直れないほど嫌な気分になったのに、なぜかリメイク版は意外に楽しく観てしまいました。たぶん、もうどんな不快なことが起こるのかはちゃんとわかっていたせいで、冷静に観られたんだと思います。なんでしょうね、ハネケはまさにこの映画のポールとピーターみたいです。大きな音で脅かしたり、直接的な暴力シーンを映したりもせず、あくまでも礼儀正しく、観客を不快な気持ちにさせるというか。観客の心をめちゃくちゃにかきまわすくせに、作り出す映像は妙に清潔感があるところとか……。
あの、ゴルフボールころころの場面や、血が飛び散ったテレビ画面のショットとか、鳥肌立った。この人の、緊迫感のある映像を作る才能というのはやはりすごい。

もちろん、娯楽映画ではないけど、ある種の感情を疑似体験できるという点では名作。やはり私はこの映画が好きだ。

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いろいろお知らせ

23日から新潮ケータイ文庫で、サクリファイスの続編「エデン」がスタートします。詳細はこちら。あと、小説現代で「砂漠の悪魔」が連載開始。これはややハードボイルド調というか、今までのわたしの作品とは少し違う感じに挑戦中。

もう通常営業中ですが、まだ咳が残っています。やはり無理すると絶対長引きます。風邪ひいた、と思った時にすぐ寝て、「もう治った」と思ってから一日余分に寝るのがいちばん治りが早いと思いますが、大人になるとそうも言ってられませんねえ。今日も映画見に行こうかなあと思っていたんですが、パスしてしまいました。

今日作ったガルバンゾのマヨネーズ焼き(ガルバンゾをトマト缶とアンチョビで煮て、オリーブのせてマヨネーズを少しかけてオーブンで焼く)は簡単でおいしかったです。たぶん、これはまた作る。

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パリその2

 帰るのは明日ですが、たぶん明日はなんにもできないので最終日。風邪はかなり治ってきました。鼻は詰まってますが熱もないようだし、動くのは平気。
 ということで、今日はパリ近郊のポワシーという街にある、ル・コルビュジェのサヴォア邸を見に行くことに。
 RERで終点のポワシーまで出てそこからバスなんですが、駅に地図が出ていて簡単に行けそうだったので、歩くことに。しかし、途中で迷い、通りがかった人に訊きながら、なんとか到着。しかも上り坂が続くので、行く人はバスに乗った方がいいと思います。
 サヴォア邸は清楚で可憐な佇まい。人はそんなに多くないのに、日本人を二組くらい見たので、日本人に人気があるみたいです。
 わたしは人目さえなければ、ガラス張りや間口の広い解放感のある家の方が好きなので、この建物も快適そうだと思いましたが、地震の多い日本では無理っぽい。耐震強度低そうだなと思った。
 帰りはバスで。ちょうど女子高生の帰宅時間と重なったのか、きゃぴきゃぴしたリセエンヌたちに囲まれる。ノリは日本の女子高生と一緒です。
 RERでまたパリに戻り、最終日のお約束の買い物をすることに。
 その前に、ホテルの近くでillyのカフェを発見。フランスのコーヒーのまずさにうんざりしていたので、ここでひさしぶりにイタリア式のエスプレッソとタルト・オ・ショコラでくつろぎました。イタリアだとどこでもおいしいエスプレッソが飲めたんだけどなあ。
 それからギャラリー・ラファイエットへ。土曜日、しかもクリスマス前で混んでましたが、まあそれは仕方ない。自分用の服と下着を少し買ったあと、ラファイエット・グルメへ。そういえば、ここ最近はボン・マルシェばかり行ってたので、ここはひさしぶり。
 旅でいちばん楽しいのは食料品の買い物です。ここでもパテやチョコレートやジャムなどをがんがん購入。七月にはあんまり買い物する暇もなかったし、なによりユーロが高かったので、今回はその分もいろいろ買いました。夏はチョコレートも買えなかったし……。スーツケース小さいのであんまり買ってはいけないと思いつつ、大好きなLUのお菓子なんかもまとめ買い。大荷物を抱えて、ホテルに帰りました。
 少し休んだあと、今度は近くのピナコテーク・ド・パリへ。ここも新しい美術館。パリは常に新しいスポットができているので、遊ぶ場所には困らないなあ。
 ルオーの展覧会をやってましたが、ここはブティックも素敵でした。そのあと、隣のフォションでエクレアをお持ち帰りして、この近くのポトフ専門レストランへ。
 何度か行ったことがあり、大量に出てくるのは知っていたので、「少なめにお願いします」と言ったのに、やはり大量……いや、心持ち少なかったけど、やはり多い。でも、冬は温まるし、おいしかったです。
 満足してホテルに帰り、持参の湯沸かしで淹れた紅茶とエクレアでまったり。
 翌日は、午後一の飛行機で帰国。一応パリを出る前に散歩でも、と九時頃ホテルのまわりをうろついてみましたが、残念ながら日曜の朝はどこも閉まっています。プランタンやギャラリー・ラファイエットのクリスマスディスプレイをじっくり見られたくらい。プランタンのは宇宙遊泳をするクマのぬいぐるみで、可愛かったです。
 ということで十時過ぎにホテルをチェックアウトし、ロワシーバスでCDGへ。
 空港に日本式指圧のコーナーができていたのが驚きました。(ターミナルFの出国ゲートの先)あと、免税店ですんごいロシア美人(いや、スラブ系のことばを話していただけで、ウクライナとかポーランド人とかかもしれないけど)に遭遇。わたしの前で、キャッシャーの人にいっぱいわがままを言ったり、男性を鼻で使って、いろいろ取りに行かせたりしてました。いいものを見た。

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サヴォア邸。

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中の椅子もコルビュジェ。

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最近の私

締め切りが危機的状況の中、風邪をひいて三十九度の熱を出す。
締め切りが延びないことを知る。
気合いで半日で熱を下げる。
ひたすら書く。
書く。
書く。
なんとか期限の朝までに書き終える。
「資料をイラストに使うのですぐに返送してください」と言われる。
風邪をひいてから以降、髪も洗ってないので、コンビニに行く前にと思って風呂に入って髪を洗う。
出て、髪を乾かしていると宅配便くる。
濡れた髪のまま対応。
「朝から髪を洗ってるなんて、おしゃれさんみたいじゃね?」と一瞬、自意識過剰になったけれど、現実は四日間も放置したあげく、朝から洗っているということに気づいて、orzとなる。
よく考えたら、さっきの兄ちゃんに集荷してもらえばよかったことに気づき、またorzとなる。

こんな感じの三十九歳。今年四十です。

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人間ドック

旅行記が年またぎになっていますが、まあそれはそのうち。
今日は新年早々、人間ドックに行ってきました。私が行っている人間ドックは、だいたい予約が半年待ちなのですが、去年10月くらいに電話したら「1月5日だったら空いています」と言われたので、即予約。やっぱりお正月明けいきなりというのはイヤだよねえ。帰省している間も、あんまり食べ過ぎないようにセーブしてしまったし。

しかし、何度やっても、あのバリウムはつらい。心が折れそうになる。発泡剤とバリウムを飲むことまでは耐えられても、そのあとぐるんぐるん回されると、基本乗り物酔い体質の私はぐったりします。私は何事に対しても、比較的立ち直りが早いタイプなのですが、胃の検査をされたあとは、一時間くらいブルーになります。フィレンツェで夜行列車が遅れて、夜の駅でひとり不安と戦っていた時の5倍くらいへこんだ。

とりあえずすぐに結果がわかる項目は問題なしということで、一安心。あとは乳癌とか子宮癌とかそういう結果が3週間後。

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あけましておめでとうございます

テツ連れて帰省してました。
よそのうちに行くと、テツがべったべたの甘えん坊になるのが、ちょっと楽しいです。普段はそんなにあとをついて回ったりしないし、寝る部屋も別々、留守番も平気なのに、家以外だとトイレに行っている間もドアの前で待つし、寝る時も一緒じゃないと駄目、着替えようと思って部屋のドアを閉めただけで、ひんひんと情けない声で鳴きまくります。庭に出て遊ぶのが好きなのですが、目を離しているうちに出られると危ないので、何気なく「そっち行ったら、もうバイバイやでー」と言ったら、そのあとは窓が開いていても絶対に庭には出ませんでした。

それでは、今年もよろしくお願いします。今年はあんまり本が出ないかなあ。連載がメインになると思います。

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