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ショートバス

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェルの新作。
これはいい。今年のベストかもしれない。ヘドウィグは少し、引く部分もあったんだけど、この映画は大好き。
セックスについての映画で、役者たちが本当にセックスをして……というふれこみから想像する印象とはまるで違う。いや、もちろんいろんなプレイとかセックスの場面はたくさんあるんだけど、淫靡でも下品でもない。もの悲しかったり、滑稽だったり、切なかったり、ほわほわと幸せな気分になったり、とかそんな感じ。愛があるんだよな。愛が。パートナーではない相手とのセックスも描かれているけど、それは愛のないセックスではなくて、そこにも別の形の愛は生じている。
よく考えれば、キャラクターはかなりデフォルメ入っていると思うんだけど(オーガズムを経験したことのないセックス・カウンセラーとか、本当は平凡な幸せを望む女王様とか、売春のトラウマから逃れられないゲイの美青年と彼のストーカーとか)すごく自然にその世界を受け入れてしまう。役者が自然にそのキャラクターとして生きている感じ。

ということで、よい映画を観ました。

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