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セブンス・コンチネント

結局買ってしまったミヒャエル・ハネケDVD-BOX。第一弾は全部観てないし、観たかったので。
で、最初に観たのが処女作のセブンス・コンチネント。ぶっちゃけていえば、ある家族が一家心中に至るまでの、3年間と最後の一日を描いた作品ですが、彼らが死を選ぶ理由というのは、はっきりとは描かれていない。だけど、些細な日常の繰り返しから、憂鬱や死の匂いが浮かび上がってくる。
たぶん、ハネケは、死を選んだ家族とそうではない家族の差違ではなく、同じ部分を描こうとしているのだと思う。

最後の三十分は、ひたすら死ぬための準備である破壊行動が行われるのですが、観ながら思ったのは、「むしろ、ここまで準備して生き残ってしまった方が恐ろしい」ということでした。だから、死は単なる肉体を破壊することだけではなく、家や仕事や人間関係や全財産を破壊することも含んでいる。

残りのふたつを観るのも楽しみです。

今日はチュニジア料理を食べに行ってきました。クスクスとひよこ豆のスープがおいしいかった。

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