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あるいは裏切りという名の犬

今年初映画、行ってきました。テアトル梅田は容赦なく1週間くらいで打ち切るので、見たい映画は早めに。

ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューの共演と聞いただけで、観なくては!と思ったのですが、期待通りの、大人の重厚なフィルム・ノワールでした。白黒時代のフィルム・ノワールの男臭さとロマンティックさはそのままに、現代的なリアリティを+という感じ。
監督はもともとパリ警視庁で働いていた人だそうです。

オートゥイユも素敵なのですが、悪役のはずのドパルデューがすごく魅力的でした。彼は卑怯な男だけど、彼の持っている嫉妬も保身も、すべて、だれにでも覚えがあるはずのもの。
そう思わせるのも名優ドパルデューだからなのと、やはり脚本が絶妙。
彼のふるまいはずるくて自己中心的だけど、決して一線は越えていない。レオを陥れたのも、100パーセント彼が仕組んだというわけではなく、ほとんどは偶然や他の要素が絡んでいるわけだし。こういう人物造形がとてもリアルだなあと思いました。

ハリウッドでリメイクも決まっているらしいです。そういえば、エディ役の人って、「隠された記憶」でもオートゥイユの友達やっていたような気が。

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