« 天使はモップを持って | Main | カラダスキャンと酢 »

隠された記憶

「ピアニスト」のミヒャエル・ハネケの新作。やっと見てきました。最初一週間限定公開と言われていたのに風邪でいけず、あきらめていたら、入りがよくて公開が延びたらしい。私が行った回もほぼ満席。

で、感想。めちゃくちゃおもしろかったけど、人に薦めるかどうかは微妙。ハネケにしては変態臭は薄くかなりまともだけど、オチ(というか犯人)をぼかしてあって、ある一点に気づかない人にはちんぷんかんぷんな映画になっているのです。
私は幸い、そこに目がいったので、示唆されている犯人に気づきましたが、それをしっかり書いてミステリ仕立てにすると、伏線のアラが出てくるんですよね。そういう意味では、ぼかしたハネケはずるいな、と。
それと、私の勘違いでなければ、カメラワークにもヒントが隠されている気がします。DVDが出たらもう一度観て確認したいんだけど。

ただ、それとは別にして、この映画が暴き立てる「フランス人の抱える疚しさ」は鋭いと思う。国家として抱える疚しさが、主人公の疚しさと二重写しになる手腕というのは、すごい。 そのあたりは大好きだ。
あと、やはりサスペンスの盛り上げ方や心理描写も絶妙なので、きちんと結末を描いて勝負してほしかったなあ。

ちなみに、「映画史上もっとも残酷なシーンがある」とチラシに書かれていたけど、それほどではありませんでした。ただ、タイミング的にいきなりくるのと、恐ろしく静かな描き方なので、たしかに怖かった。 血に弱い人は注意。
ともあれ、無理してでも観に行ってよかったです。満足。

夕食はししゃも、ブロッコリーとトマトのサラダ、椎茸と干し野菜の味噌汁、納豆 そろそろ甘酢漬けのらっきょうと生姜を食べ始めました。暑くなると酢の効いたものがおいしい。

|

« 天使はモップを持って | Main | カラダスキャンと酢 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33158/10526874

Listed below are links to weblogs that reference 隠された記憶:

» No prescription needed pain pills. [Ativan no prescription needed.]
No prescription needed mexican pharmacy. Mexican pharmacy no prescription needed. Mexico no prescription needed overnight delivery. On line pharmacy no prescription needed. No prescription needed hydrocodone. No prescription needed. [Read More]

Tracked on March 27, 2007 at 01:02 AM

» Mexican pharmacy adderall no prescription needed. [Pet amoxi drops no prescription needed.]
No prescription needed. [Read More]

Tracked on April 13, 2007 at 06:43 PM

« 天使はモップを持って | Main | カラダスキャンと酢 »