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旅日記@5日目

ユーロスターで、パリへ。ホテルからウォータールー駅は歩いて十五分くらいだったので、キャリーを引きずって徒歩で向かいました。でも、駅の入り口がわからずにぐるぐるしてしまい、結局二十分以上歩いた。

ユーロスターの乗り場は、飛行機並みの厳重体勢。でも、国を越えるんだからこんなもんだよなあ、タリスとかが異常なんだよ、と思う。残ったポンドをサンドイッチと水、ショートブレッドで使い切って、乗り場へ。一等だとお弁当がついてくるらしくて、それも興味があったんですが、貧乏旅行なので今回は二等。今回に限らず、どこの駅券売所でも問答無用で「二等」の切符を出されましたが、やはり小汚いせいですか。いや、いいけどさ。
日本人のツアーの人たちもいて、「おお、ひさしぶりの日本語だ」と耳をすませましたが、「フランス人とお茶を飲みに行ったら、コーヒーに睡眠薬を入れられてレイプされるから、気をつけるように」とおっちゃんがおばちゃんに話していて、「話の中身がわかるというのも、いいことばかりではないなあ」と思いました。

ユーロスターは快適でしたが、なんかトンネルに入るたびにすごい頭痛。気圧かなんかの関係なんでしょうか。日本の列車ではこんな頭痛はないので驚きました。ドーヴァートンネルではなく、普通のトンネルなのに。
パリまでは三時間だから、東京大阪間と同じくらい。パリに入ると、ちょっとほっとする。理解度でいえば、英語もフランス語もほとんど同じく低レベルなんですが、学校で勉強したっきりなんにもしていない英語よりも、週一回二時間習っているフランス語の方が、喋るのはずっとずっと楽。やはり英会話も少しは習った方がいいかも。
イギリスではあんなに厳戒態勢だったのに、下りるときはノーチェックで、「これは、乗るときチェックしたから? それともフランスだから?」と思いました。なんとなく、パリ発のユーロスターも、ロンドンの方できっちりチェックしそうな気がどうしてもしてしまう。
ホテルはオペラ座近辺。十五日の火事のときは、左岸のホテルに移動していたのだけど、実際そのとき、このホテルにいたのなら、延焼するほどではないけど、騒ぎが聞こえる程度には近かったので、ニュースを聞いたときには、とてもびっくりしました。
古い建物で、案内されたのは「昔はメイドが住んでいたんだろうな」と思うような屋根裏部屋でした。とはいえ、ベッドはセミダブルだし、可愛いインテリアのきれいな部屋。
疲れていたので、近くのモノプリというスーパーで、水とサンドイッチとサラダを買ってきて夕食。

しかし、この日、「なんでまたフランスなんかきちゃったんだろう。もう何回もきているのに」と、いきなり鬱っぽくなって、ふて寝。ロンドンで出なかった旅先の鬱が、ここで出たらしい。

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