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DVD二本

昨日から、二本のDVDを観ました。両方ともよかったです。
ひとつは「ローゼンクランツとギルテンスターンは死んだ」、ハムレットの脇役であるふたりを主人公に据えた戯曲の映画化。おもしろかったのですが、字幕ではあきらかに情報不足の感がありました。できれば、こういう台詞劇は吹き替えで観たい。演劇でも何度か上演されているので、いつか観てみたいです。きっと、きちんと訳したものなら、もっとおもしろいはずだ。もともと演劇として書かれた戯曲だけに、芝居の方が向いていると思うし。
そして、ゲイリー・オールドマンがやたらに可笑しい。彼がボケで、ティム・ロスがツッコミだな。

ふたつ目は「一瞬の夢」 中国のジャ・ジャンクー監督のデビュー作。これを二十七歳で撮ったというのは凄いと思う一方、若さこそがこういう映画を撮れる武器なのかなとも思いました。中国のどこか懐かしい町並みと、うまく人の波に乗れないものの視点、そして切ないボーイ・ミーツ・ガール。
ウーとメイメイとの、幸せな場面ですら、すぐ先の破局が透けて見えるようで、ひたすらに切ない。
レオス・カラックスっぽいなと少し思いました。疾走感のない停滞したカラックス。とすれば、この主人公はドニ・ラバン的な存在なのでしょう。ドニ・ラバンの役を美男俳が演じるわけにはいかないように、この役も美男では駄目。この役者でなくては。
そういえば、主人公の故郷の家を、「どこかで観たことあるなあ」と思ったのですが、「人間はなにを食べてきたか」の麺の巻に出てきた家にそっくりでした。調べてみたら、両方とも山西省でした。
近いうちに、「青の稲妻」と「プラット・ホーム」も観たいです。


そうそう、テツは普通に戻りました。しかしテツの普通というのは、下の日記に書いてあることを全部するわけで……
……もうちょっと大人しくしといてくれへんかなあ。

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