カノン/ギャスパー・ノエ
借りてきて観ていました。映画館で一度で観たときには、ものすごーく不愉快で、ぷんすか怒りながら映画館を出たのです。でも、この間観た「アレックス」が意外にツボだったので、もう一度挑戦。これが不思議なことに、おもしろかったのです。まあ、アレックスと同じで、結末がわかっていたから、不愉快度が減ったせいもあるかもしれませんが、年をとったせいもあるのかなあ。あのオヤジを可愛いとさえ思ってしまった。
友達が、ラース・フォン・トリアーの映画を「シゴキ系」と言っていて、なるほどなあと思いましたが、ギャスパー・ノエはインカ文明かなんかの密教系だと思いました。狭い洞窟に押し込められて、もうもう煙を焚かれて、苦しくて苦しくて、もう駄目だーというときに、外に出ると、外の世界がまるで天国のように見えるというアレ。
Comments
Good article. I will be dealing with many of these issues as well..
Posted by: military spouse achievement account | September 19, 2014 at 07:48 PM